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ロボットにはバッテリー切れを除けば体力切れというものがない。
人がこんなに長い距離を歩いて移動しようとするとしんどいだろうが、僕にはそのような感情はないのだ。
やっぱり僕は人とは違うのだなと思いながら歩いていると、前方に二つの動いている物が見えた。なんだろう。生き物だろうか?
僕は気になり、ルートからは外れていたが近づいてみることにした。
近づいてみるとそこにはロボット二体が枯れ木に座り抱き合っていた。
彼らは僕に比べると人間ぽくなく、人形ではあるもののぱっと見でロボットだとわかる出立ちだ。体も小さい。僕は声をかけてみることにした。
「すみません。そこでなにをしているのですか?」