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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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跨いでいる途中だったので、持ち上げられたロープはちょうど私の股間の高さまで上がって、私の大事なところを擦った。

「ひゃあんっ!!」

思わず声が出てしまい、そのまま悶絶する。

「あたしもやる!」

りょうこちゃんもロープをつかみ、ふたりで上下に上げ下げしたり、左右に揺らしたりした。当然のことながら、そのロープは私にも伝わってきて、大事なところを何度も擦り上げる。

「あああっ、ダメッ! ダメだってばっ!!」

と止めたかったが、力が入らず、声にならない。ロープの動きに合わせて身体がくねってしまう。それを見た二人は、私も遊んでいると思ったらしい。ますます調子に乗ってしまう。

「やっ、やめっ……あああっ」

「ねえ、もっと強く引っ張ろうよー」

「いいねぇ~」

二人とも笑いながら言う。

「だ、だめぇ……」

涙目になりながらも懇願するが、夢中になっている二人には聞こえない。とうとう耐えきれなくなり、その場にへたり込んでしまった。それでもまだロープは動き続けている。むしろ、へたり込むことでますますロープは私に食い込んできた。

「ふぁあああっ……んぅううんっ……」

腰砕けになってしまった私は立ち上がることが出来ず、ひたすら快感に耐え続けるしかなかった。そんな私を見て、りょうこちゃんが言った。

「お姉ちゃんどうしたの?立てなくなっちゃった?」

「ち、違うもん……」

そう言いつつも、私は動くことが出来なかった。そこへゆうすけくんがやってきた。

「じゃあ僕がおんぶしてあげる!」

ゆうすけくんが背中を向ける。しかし、ここでまたロープが動いた。

「きゃあああんっ!! ダメえっ!!」

不意をつかれて再び悲鳴を上げる。だが、今度はさすがに気付いたようだ。りょうこちゃんが不思議そうな顔をしている。

「あれ? お姉ちゃん、なんで立ってられないんだろ?」

そして、ゆうすけくんは背中を向けたまま聞いた。

「お姉ちゃん、どこか痛いの?」

「そ、そうじゃないけどぉ……」(続く)

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