跨いでいる途中だったので、持ち上げられたロープはちょうど私の股間の高さまで上がって、私の大事なところを擦った。
「ひゃあんっ!!」
思わず声が出てしまい、そのまま悶絶する。
「あたしもやる!」
りょうこちゃんもロープをつかみ、ふたりで上下に上げ下げしたり、左右に揺らしたりした。当然のことながら、そのロープは私にも伝わってきて、大事なところを何度も擦り上げる。
「あああっ、ダメッ! ダメだってばっ!!」
と止めたかったが、力が入らず、声にならない。ロープの動きに合わせて身体がくねってしまう。それを見た二人は、私も遊んでいると思ったらしい。ますます調子に乗ってしまう。
「やっ、やめっ……あああっ」
「ねえ、もっと強く引っ張ろうよー」
「いいねぇ~」
二人とも笑いながら言う。
「だ、だめぇ……」
涙目になりながらも懇願するが、夢中になっている二人には聞こえない。とうとう耐えきれなくなり、その場にへたり込んでしまった。それでもまだロープは動き続けている。むしろ、へたり込むことでますますロープは私に食い込んできた。
「ふぁあああっ……んぅううんっ……」
腰砕けになってしまった私は立ち上がることが出来ず、ひたすら快感に耐え続けるしかなかった。そんな私を見て、りょうこちゃんが言った。
「お姉ちゃんどうしたの?立てなくなっちゃった?」
「ち、違うもん……」
そう言いつつも、私は動くことが出来なかった。そこへゆうすけくんがやってきた。
「じゃあ僕がおんぶしてあげる!」
ゆうすけくんが背中を向ける。しかし、ここでまたロープが動いた。
「きゃあああんっ!! ダメえっ!!」
不意をつかれて再び悲鳴を上げる。だが、今度はさすがに気付いたようだ。りょうこちゃんが不思議そうな顔をしている。
「あれ? お姉ちゃん、なんで立ってられないんだろ?」
そして、ゆうすけくんは背中を向けたまま聞いた。
「お姉ちゃん、どこか痛いの?」
「そ、そうじゃないけどぉ……」(続く)
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