📍推しの推しは私らしいです

最近、有名な大人気アイドルをご存じだろうか？

…そのアイドルの名前は________________。

私の名前は、雪片華(ゆきひらはな)。バリバリのJKです。

現在私は、絶賛ヲタ活中です。

「はぁ～！！今日も紫苑さまがお美しい…」

紫苑さまというのは、私が推しているアイドルである。

紫苑さまが所属しているグループ名は、*FlowerWords*  …略してフラワ。

「本っっっ当に美しい…それに、なにこれ！？この透き通りそうなほど透明感溢れるお肌は！？これはもう天然水ですか！？その上、目がパッチリしてて…あ”ぁ”ー！お口小さい！！可愛い！！カッコイイ系なのに辛い物が苦手っていうギャップよ！！あ、もちろんカッコ良いし可愛いけどね！？カッコイイと可愛いと美しいを兼ね備えた天才よっ！このお方は！！髪もサラツヤで超綺麗だし…ファンサもしてくれるという、性格イケメンｯ！！！！同じ高校生とは思えない！！！最&高ｯ！！！！もー！！！」

「推しと！！結婚したぁぁぁい！！！」

…まぁ、私ごときが推しと結婚だなんて、おこがましいけどね…

「…私も一応、アイドルなんだけどな…(ﾎﾞｿｯ」

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「華ー！？ご飯よー！？」

あ、お母さんに呼ばれた。

「はぁーい！」

…まぁ、今日も推しが尊いよねって話。

♪メールダヨッ、メールダヨッ♪

食事中にメールが来た。誰からだろ？って思ったら…

「…え？ウソ…」

私はおもわず立ち上がった。

「お、推しの…ライブチケットが当たったぁぁぁ！！！！」

「ちょっと、華！？ご飯中よ？静かにしなさい！！」

お母さんに怒られてしまったけど、チケットが当たった嬉しさで、私は寝つけれなかった。

…でも、

「…ウソ…最悪だ…」

おもわぬ事態になってしまった…