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⚠️1話前の
「アモニー・チェンジグミ【🩷️、❤️、💙編】」
の前半部分を先にお読みください。
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阿部とラウールお手製のグミを食べたせいで小さいフェレットに変貌した深澤。
人に見られないように人通りの少ない廊下を走る。
体も小さい、足も短いせいかいつもより廊下が長く感じる。
階段も1段ずつ登る。全身を使ってよじ登らないといけない、階段の半分くらいで疲れ始める。
それでも深澤にとっては誰かに見つかることの方が問題であった。
💜(こんなとこで誰かに見られたらかっこいいで通ってる俺のブランディングが…)
ツルッ
💜(アッッッ)
慣れない体のせいで階段の途中で足を踏み外し、せっかく登った階段を一気に転がり落ちる。
💜(ギャァァァァァァァア!!!)
ビターーン!!
床に思い切り体を打ち付けられ、 全身に走る痛みに体を縮める。
💜「キュゥゥ………」
すると深澤の上に大きい影がかかった。
なんだと思い見上げると……
💛「……フェレット?」
💜(………あ)
岩本が自分を見下ろしていた。
目が合い沈黙が続くと岩本の顔が一気に綻んだ。
💛「っ、…可愛い!!」
岩本は目の前のフェレットが深澤であることに気づく訳もなく両手で抱えあげた。
💛「迷子?階段から落ちてきたけど怪我してない?」
💜(照っ俺だ!深澤だ!)
💛「俺の部屋で保護してやるからな」
💜(気づけ!深澤だって!)
岩本は寮の部屋に戻るとベッドの上に寝転び深澤の顔を凝視した。
💛「なんか…お前目ぇ細くて可愛いな。手も小さいし。ふっかみたい」
💜(そこまで気づいてんなら分かれよ!!)
💛「うわっそのジト目とかふっかそっくり!!笑」
ここまでふにゃふにゃに笑う岩本も珍しい。
自分にも見せたことないくらい嬉しそうな顔をする岩本に釈然としない。
💜(やっぱ気づかないか…そうだ!)
💛「ん?どした?」
チュッ
深澤は岩本の体を上り顔まで近づき、岩本の唇に触れるだけのキスをする。
💜(どうだお前の恋人だぞ!気づくか…!?)
岩本はいきなりの事に目を丸くしている。
…かと思えば目を輝かせて嬉しそうな満面の笑みを見せる。
💛「何コイツ可愛い!!ちゅー好きなの?マジでふっかじゃん!!♡」
💜(…っ!!??)
💛「ふっかも普段からこれくらい素直にちゅーしてくれたらいいのに」
💜(〜〜〜!!コイツ!!!)
深澤は痺れを切らし腹いせに岩本の手の中から抜け出し部屋の中を暴れ回る。
本棚の本をなぎ倒し、ハンガーにかかっていたクディッチのユニフォームを引きずり落とし、置いてあったお菓子の箱をガジガジとかじる。
💛「コラッ!ダメだぞ!チョコは動物が食べちゃダメなの!」
💜(動物じゃねぇもん!)
💛「ホラ落ち着けって!代わりにナッツやるから」
岩本の大きな手で深澤は軽々しくヒョイっと持ち上げられた。その時、岩本の指が深澤の腹に触れる。フェレットのプニプニの腹に岩本の顔が再び緩む。
💛「あっお腹めっちゃプニプニじゃん。可愛い♡」
💜(さっ、触るな!くすぐったい笑 ちょっ…!)
されるがままに岩本の手の上でコロコロ転がされ、顔や腹を撫でられる。
顔に似合わず優しい手つきに深澤はどんどん大人しくなる。
💜(照の手あったかいな…)
あぐらをかく岩本の手の中におさまり、体温を直に感じる。いつもの温もりと岩本の匂いに不本意だが安心感を覚える。
💛「やっぱふっかに似てるよな」
💜(また言ってるよ…俺の事好きすぎじゃない?)
💛「ふっか可愛いんだよ。好きって言ったらすぐ照れるところとか」
💜(照れてないって)
💛「俺のベッドで寝る時の方が眠り深いとことか」
💜(えっ、嘘?)
💛「気抜いたらふわふわしてるとことか」
💜 (そうかなぁ…)
💛「ちゅー好きなのに素直に強請れないところとか」
💜(う、うるさい!)
💛「我慢できなくなったら急に甘えたになるとことか」
💜(動物相手に何話してんだぁ!!)
ボフンッッ
💛「うわっっ何!?」
岩本の目の前にいきなり煙が立ち視界を奪う。
そして脚の上にズシッと重みを感じた。
💛「ゲホッゲホッ…」
💜「………素直じゃなくて悪かったなぁぁ!!」
さっきまで居たはずのフェレットの姿が見当たらず代わりに恋人が自分の脚に乗っかかっている。よく見たら顔が真っ赤だ。
💛「えっ?ふっ…か?」
💜「お腹プニプニとか言って散々撫で回してさ!」
💛「…まさかさっきのフェレット…」
事態を把握した岩本はハッとした顔で叫ぶ。
💛「お前…先に言えよ!!」
💜「言えるわけねぇじゃんフェレットなんだから!!」
💜「顔ふにゃふにゃでデレデレしちゃってさ。俺にもあんな顔した事なくない?」
💛「…え、フェレットの自分に嫉妬してんの?笑」
💜「ちゃちゃ、してないしてない!!」
深澤は逃げようと岩本の体から降りたが即座に手首を掴まれた。
💛「せっかく来たんだし、もうちょい居れば?」
💜「うぐっ…」
💛「おいで」
掴まれた手首を引かれ深澤は岩本の体に引き込まれベッドに押し倒される。
先程までデレていた岩本の顔が恋人の顔になっていた。思わず自分の中で胸が高鳴る音がした。
💛「キスしてくんないの?さっきしてくれたじゃん」
💜「いやさっきのは…」
💛「俺に気づかせるためって?」
💜「っ…そうだよっ…」
💛「気づかせるためにわざわざちゅーしてくれたんだ?好きだもんね?」
💜「好きじゃないって!俺潔癖入ってるもん」
💛「じゃあしたくない?」
💜(コイツ…ホンッットに!!)
💜「まって昨日ヤッたばっかじゃん 」
💛「じゃあすぐほぐれるんじゃない?」
岩本は手を深澤のシャツの裾から滑り込ませた。
それだけで身体が反応する。
💜「んぅっ…ちょ…ひかるっ」
💛「なに?」
深澤は岩本の後頭部を掴み自分の方へと引き寄せる。唇が触れた瞬間、岩本の舌が入ってきた。
拒否することもなく自分の舌を絡める。
両腕を岩本の首に回す。岩本の誘いに降伏した瞬間だ。
溶けそうな程熱い脳でぼんやりと考えていた。
💜(……というか)
💜(……俺がちゅー好きなのバレてんの恥ず…)
それが自分の熱を更にあげていることにも気づかずに。
コメント
6件
やば…❣️ どのペアもかわいい
フェレットめっちゃかわいいですよね〜! 優しいふっかさんらしい♡ そして小動物に顔が緩んでしまうひーくんがかわいい♡♡ あ〜いわふかてぇてぇ
フェレットってどんな動物かなぁと思って調べたらめちゃめちゃ可愛い動物が出てきたので、それを想像しながらもっかい読み直しました🫣💕