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(第20話からの続き)

(そのころの戸上瑠美)

先の見えない藪の中を進んでいくが、たびたびわたしの髪が木の枝にひっかかってしまった。こんなときは萌のショートヘアーがうらやましくなる。

からまった髪を何度もほどいているうち、すっかりみんなに遅れてしまったようだ。他の人の気配がしない……。まずいな、こんなところで一人きりになりたくない。

わたしは先を急ぐことにした。けれど、行けども行けども藪は続いていた。と、そのとき……

「あ、まただ……」

また髪の毛が木の枝にひっかかった。こうなると自分のロングヘアーがうっとおしくなってくる。もう切っちゃおうかな。そんなことを考えながら木の枝に絡まった髪をほどいていると、

「えっ、なにこれ……」

近くの木の枝に大きなナメクジがとまっていた。まあ、藪の中だし、こういうのもいるよね……。気持ち悪いので、私はなるべくそのナメクジから遠ざかるようにしながら、早く先に進もうとした。けれど、

「きゃっ」

今度はスカートを木の枝に引っかけてしまった。しかも、スカートは派手に破れてしまうし……。最悪だ……。下着も丸見えだし……。

と、そのとき、ぼとり、と上からナメクジがふって来た。

「きゃあっ!」

わたしは思わず大声を出してしまった。この藪、ナメクジがたくさんいるのかな?

「なんか、最悪……」

わたしは思わずため息をついた。早くこんなところ出たいよ……。

そのとき、急に足首が何かがあたった気がした。見ると、そこにはナメクジがはりついていて……。

「いやっ」

ナメクジはわたしの足からスカートの中へ入ってこようとした。わたしはあわててスカートを手で押さえる。けれど……、

「きゃっ」

今度は手にナメクジがはりついた。気持ち悪いっ!! わたしはナメクジをどうにかしようと、必死に手を払う。けれど、ナメクジはなかなか離れようとしない。それどころか今度は手から這い登ってきて……。

「いやあああっ」

たまらずわたしは手をふりほどいた。だが、それは間違いだった……。手をふりほどいた勢いで木にぶつかり、その木にひっついていたたくさんのナメクジがいっせいに落ちてきて……、

「いやあっ」

画像



わたしはナメクジの雨を浴びてしまった。ナメクジたちはいっせいにわたしの体を這いずりまわる。

「いやっ、気持ち悪いっ」

わたしはナメクジを払い落とそうとする。けれど、ナメクジは数が多くて……、

「いやあああっ!!」

服の中や下着の中にまでナメクジが入ってくる。そして……、

「きゃああっ」

わたしの胸からお腹にかけてナメクジが這いまわっている。気持ち悪いっ!!

「やめてっ!」

わたしは思わず大声を上げた。けれども言葉が通じるはずもなく、ナメクジたちはゆっくりと這い回り、やがて何匹かがわたしの乳首にたどりついた。

「や、やめてっ」

そしてナメクジの何匹かがわたしの乳首に吸いつき始めたのだ。気持ち悪いっ!! わたしはなんとかして乳首に吸いついたナメクジをはがそうとした。けれど、ナメクジはしっかりと乳首に吸いついていて……。

「いやあああっ」

ナメクジは乳首に吸いついたまま、ゆっくりと這い回る。しかも、そっちに気を取られたすきに、足元からもナメクジたちが這い上ってきていた。

「きゃああっ」

ナメクジがわたしの股間にたどりついた。わたしはあわてて足を閉じようとしたけれど、ナメクジはわたしの足の間に入り込み、そのまま下着の中にもぐりこんだ。気持ち悪いっ!! そして……、

「いやあああっ!!」

下着の中で何匹ものナメクジが動き始めた。ナメクジは下着の中をゆっくりと這い回る。そして、わたしの一番敏感なところに触れた。

「いやああっ」

そのとたん、体じゅうに快感が走った。気持ち悪いっ! いやなのに、体が反応してしまう。こんな生き物に……、という思いとは裏腹に、ナメクジがぐにょぐにょと動くと、その振動をわたしのクリ・リスがダイレクトに受け取ってしまい、うずくような快感に襲われてしまう。さらにナメクジたちは人間が指でこするようにわたしのクリ・リスをこすり始めた。

「いやああっ、やめてえっ」

本音を言えば、ナメクジの動きは気持ち良すぎてたまらない。でも、わたしは必死で声を我慢する。そんなわたしをあざわらうかのように、ナメクジの責めはどんどん激しくなるばかりだ。そんなナメクジの執拗な責めにわたしの体は反応してしまっていた。自分でも分かるくらい、クリ・リスが大きく勃起しているし、乳首もピンと立ってしまっていた……。そして、そうやって反応して敏感になっている箇所を、ナメクジたちが責める。

まるで人間の舌でなめるかのように、ねっとりとナメクジがわたしの乳首とクリ・リスのまわりを這い回る。そのたびに、わたしの体はビクビクと反応してしまっていた。

「ああっ、だめっ」

そしてついに……

「いやあああぁっ!!」

わたしはイってしまった。まさかこんな生き物にイカされるなんて……。

でもナメクジの動きはまだ止まらない。それどころかますます激しくなるばかりだ。そしてまたすぐに次の波がやって来る……。

「ああっ、またイっちゃううっ!」

わたしは2度目の絶頂をむかえた。もうわたしの体はナメクジの思うがままだ。何度もイったために敏感にされたわたしの体をナメクジたちは容赦なく攻め立ててきた。

「ああん、もう許してぇ」

わたしは泣きながら懇願したが、もちろんナメクジに言葉なんて通じないし、許す気もないようだ……。

そして3度目の絶頂をむかえたころ、今度はわたしの肛門を責めはじめた! まるで人間の舌がわたしの肛門を押し広げるように、何匹ものナメクジが肛門に入り込み、わたしを新しい刺激で責めてくる。乳首、クリ・リス、肛門の3カ所が、まるで複数の人間の舌で同時に、ねっとりとなめられているような、そんな感覚だ。「ああんっ、もうやめてえっ」

わたしは泣きながら悶える。こんなところを責められるなんて……。しかもそれが気持ちよくてたまらないなんて……。こんなのわたしの体じゃないみたい……。

4度目の絶頂をむかえたころ、ナメクジたちはいよいよ本番とばかりにわたしを責めはじめた。肛門に入った何匹ものナメクジがいっせいに動き始めたのだ。

「いやああっ、だめええっ!」

もう何度目になるのかわからない絶頂を迎えながら、わたしは叫んだ。こんなの耐えられない! でも、ナメクジはさらに、わたしのもうひとつの穴をも責めはじめた。

「そこはだめえっ、やめてええっ」

しかし、ナメクジは容赦なくわたしの敏感な穴に入ってくる……。そして、その穴の中で動き始めた!

「いやあああぁっ!!」

わたしは絶叫した。こんなのって……、ありえないっ!! でもナメクジの動きはさらに激しくなるばかりだ。敏感になったわたしの穴を、何匹ものナメクジが同時に攻め立てる。しかも、それは人間の舌とは比べ物にならないほど長くて太いのだ……。さらにわたしのクリ・リスにも吸いつき始めたのだ!

「いやあああっ」

もうイきすぎて敏感になっているク・トリスを吸われて、わたしはまた絶頂に達してしまった。もうだめ……。これ以上されたら本当におかしくなっちゃうよお……。

だがナメクジの責めは止まらない! むしろどんどん激しくなるばかりだ。そしてついにその瞬間がやって来た。今までで最大と思われるナメクジの動きがわたしを襲う。それはまるでわたしの中のすべての快感を絞り出そうとしているかのようだった。

「いやあああぁっ」

もう数え切れないほどイカされているのに、さらに強力な波がわたしを襲ってくる。しかもその波は一度だけでなく何度も押し寄せてきたのだ! もうだめ、本当におかしくなっちゃう……。

「いやああっ」

わたしは絶叫した。だがナメクジの動きは止まらない。それどころかますます激しさを増したようだ。そしてついにその時が来た。

「いやああああっ!」

今までで最大の波がわたしを襲った。それと同時にわたしの股間から大量の潮が吹き出す。まるでお漏らしでもしているかのように……。そうして、わたしはそのまま意識を失った……。

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