テラーノベル
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「なあおい聞いてや………」
「何」
「この前ガキん頃行ってた駄菓子屋行ったんやけど、俺がいっちゃん好きやったやつ無かったあ〜〜〜〜〜!!!」
「そら残念だったな。たまたま売り切れだったん?」
「んや、販売停止…………。」
「かわいそ」
「……………何やお前さっきからその態度!!もっと慰めろや!!」
「慰めてるやんけ…………」
「ぎょうさんおる 友達の中でオレ消えたら嫌やろ?!それと一緒や!!」
「何でお前は俺ん友達の中で一番やっちゅう自負があんねん。」
「え……??ちゃうかったん??」
「まあ……」
「………っ、あかん泣いてまう……」
「おいなんや、そんくらいで泣くな」
「お前が一番や、って言ってくれなきゃこの涙は止まらん…………」
「………はあ?自分で泣き止め……」
「ああ傷口に塩がぁ………、悲しいわぁ、とっても悲しくて心が壊れてしもうた……」
「お前そんな脆ないやろ」
「この傷を癒えるのは ア ナ タ だけ」
「しょーもな………」
「ほらほら!はよ言うて」
「………………………お前がいちばん、や」
「……きゃー!!カッコいい俺の彼氏!!」
「なんで俺ばっかり照れてんねん…………、俺も泣きたい」
「あっ泣きそう?!心壊れそう?!言う準備万端やで!!」
「いやいらんし……。」
コメント
52件
これなんでセンシティブなの……🥲🥲