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3 - 第2章

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52

2022年10月09日

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[secret story:3]


「ごめーん、怪我した!」

「そんな元気いっぱいに言うことじゃないだろ…。」

「いやー、やらかしたぁ。」

「何したの。」

「普通に敵国の罠に引っかかった。」

「馬鹿じゃないの?」

「もうちょっと言葉をオブラートに包んで欲しいんだけど?」

「はぁ、さっさと怪我見せて。酷いなら医療室行ってよ。僕専門じゃないんだから。」

「えー、無視ー?」

「ほら、早く。」

「はぁーい。」



「今日開戦か。」

「はー、戦争日和だなぁ。」

「何のんきなこと言ってんだ。」

「ピリピリしてちゃ怖いだろー?」

「そうだけども…。」

「ほらやっぱりー!」

「危機感もてよ、命大事に、だろ?」

「へいへーい。」

「絶対わかってないだろ。」

「あ、バレた?」

「…死ぬなよ。」

「珍しいなぁ。そんなこと言うなんて。」

「珍しくないだろ、ほら行ってこい。」

「はーい、行ってきます。」







「はぁっ…おい!」

「え?…あぁ、おまえかぁ。」

「なんで、こうなった。」

「なんにんかあいてにしてたら、うしろからぐさっと。」

「はぁ、命大事に、は?」

「ははっ、なんのとこかなー?」

「…死ぬなよって、言ったよな。」

「ごめん、やくそく、まもれなくて。」

何も、言葉が出なかった。




こんな世界、くそくらえ。
























知って、塗り替えた。


第2章: 幾日

同化し、染まる

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