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透子
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あべさく正義♡
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【Q.先輩の印象とエピソードを教えてください】
🟥グリフィンドール 1年生 Aくんの話
┈┈┈┈岩本照先輩はどんな先輩?
最初はすっごく怖かったんです。
それにすっごく厳しい。
クディッチのキャプテンもするくらい人をひっぱる力のあるカッコイイ人だなって思ってます。でも、やっぱり怖くて怖くて。
大広間とか廊下でスリザリンの深澤先輩とよくケンカしたり睨んだりしてて…。
悪いことしてる生徒がいたらちゃんと叱る。でもその怒ってる時の圧というかオーラみたいなものがすごいんです……。
グリフィンドールの減点になるようなことすればどうなることか…!!
もう怒らせないようにしなきゃってハラハラですよ!
でもこの間、僕が図書室で遅くまで勉強してて気づいたら周りが真っ暗になっちゃって。
寮に戻らなきゃいけないのに、 学校の中で迷子になっちゃったことがあったんです。
この学校って本当に広くて、道も覚えてきれていないから迷路の中に取り残されたような気持ちでした。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
A「うぇ…ふぇ〜ん! ココドコ…??」
ひとりで勉強してたから頼れる人もいなくて泣くしかできなくて。廊下も真っ暗。僕なんて夜怖くてトイレも行けないのに……
どうしようって頭の中がパニックだった時に
💛「おいっ!誰だそこにいるの!!消灯時間とっくにすぎてるぞ!!」
A「うぅ……ふぇ……グスン」
岩本先輩が通りかかったんです。
その日、たまたま見回りの担当が岩本先輩だってんです。
終わったと思いました、よりによって恐れている怖い先輩に見つかるだなんて。
💛「お前、Aじゃん!なにしてんだよ!」
A「ヴぇ…としょしつで……べんきょうしてて…かえろうとしたら…まよっちゃってぇ……
ご、ごめんなさぁぁぁあい!うわぁぁぁぁん」
<ポンポン>
A「ふぇ……?」
💛「よしよし、怖かったな。もう大丈夫だぞ」
岩本先輩は大泣きする僕を優しくだきしめて頭をなでてくれました。
意外すぎて変な声がでちゃうくらいビックリして。
💛「歩けるか?ついてってやるから寮に戻るぞ」
A「ゔぅ…グスン。あるけます……」
💛「よし、ほらおいで」
大きくてあったかい手に引かれて一緒に寮まで連れて行ってくれました!
歩いてる時、疑問に思ったことをききました。
A「ぼくのこと……おこらないんですか……? 」
💛「え?」
A「だって…こんなおそい時間に部屋にもどらないでいて……」
💛「確かに…消灯時間はすぎてる。ルールはルールだ。これは減点にもなるような良くないことだ。
でも、わざとじゃないんだろ?図書室で時間を忘れるくらい集中して頑張ってたんだろ?
だったら俺は怒らない。」
💛「次からは時間を気にするように時計を見る意識をす ればいい。今回のことは目を瞑ってやる」
A「せんぱい…はいっ……次は気をつけます。ごめんなさい…」
💛「イヒヒっちゃんと謝れてえらいぞ」
またぼくの頭をなでて笑う岩本先輩は始めてみるくらい優しい表情でした。
こんな風に笑うんだなって。
今までの僕が持っていたイメージが間違いだったって気付かされたような感じがしました。
💛「ほら着いたぞ。次からは気をつけろよ」
A「はいっ……ありがとうございました」
先輩にむけて深くおじぎをしたらまた優しくニコッと笑って手を振ってくれました。
💛「俺は見回り戻るから。おやすみ」
そういって戻っていく背中はすごく大きくて、かっこよくて、僕もあんなふうになりたいって思いました。
そういえば、岩本先輩って昔魔法を使わないでケンタウロスを倒したことあるって噂があるんですけど、あれってホントなんでしょうか……。
今度きいてみますね!
🟥グリフィンドール 4年生 Rさんの話
┈┈┈┈宮舘涼太先輩はどんな先輩?
一言でいうと「気品溢れるロイヤルな騎士」って感じです。
所作の1つ1つに余裕を感じるんです。杖を振り方が本当にお手本のように綺麗なのも後輩の中で定評があるんですよ!
ご自身で特製の紅茶をいれて嗜んでる姿も実は女子の間で人気ですね。
口数は決して多くはないし、私もそんなに関わったことないんですが、1個だけ宮舘先輩といえばって話があります!
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
その日私は4年のグリフィンドール生全員分の課題を回収して先生のところに持っていかなきゃいけないことがあって。
R「うぅ……さ、さすがに……重い…分けて運べば良かったかな…」
分けて運ぶのもめんどくさくてまとめて持っちゃったんですけどそれが良くなかったんでしょうね、足元が見えてなくて小さな段差でつまずいて転んじゃって。
<バサバサバサッ>
R「あぁぁ!もう……さいあく……」
床にぶちまけた課題を拾い集めようとした時に宮舘先輩が偶然通りかかって、
❤️「レパロ」
R「えっ?あっ!」
サラッと呪文を唱えて散乱してた課題が全部元通りに私の手に戻ってきたんです。
紙の端の端まできっちり揃えられたところを見ると、如何に丁寧で正しく呪文が唱えられてるかが分かりました。
R「あっ、ありがとうございます!」
それだけじゃないんです宮舘先輩は!
再び積み重なった課題の大半を先輩が持ってくれて!!
R「宮舘先輩!大丈夫です、私ひとりでいけますので……!」
❤️「重たいものを持ってるレディを見て見ぬふりするなんて男として許されないよ」
そういって結局先生のところまで運んでくれたんです、かっこよくないですか?
R「本当にありがとうございます!」
❤️「お礼を言われるようなことしてないよ」
R「すみません、お手間を取らせてしまって。私が面倒くさがっちゃって課題いっぺんに運ぼうとして……」
❤️「魔法も紅茶も、焦っては美味しくならないからね」
その言葉に宮舘先輩の魅力が詰まってる感じがしました。
あの気品は本人の余裕や落ち着きからきてるものなんだなって改めて思いました。
そのあと先輩はなんでもない顔で寮に戻っていかれました。
宮舘先輩は噂通りの騎士で あり紳士でした!
そういえば、大広間や中庭でスリザリンの渡辺先輩やハッフルパフの佐久間先輩と話してるところを見かけて。
普段見ないような無邪気な笑顔で話されてるのを見てギャップを感じたんですよ。
いつも余裕があって1人だけ時間の流れが違う感じがするお方だけど、大きく口を開けて爆笑してる姿が新鮮で、可愛いなって思いましたね。
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あとがき
読まなくても️⭕️
ホグワーツは消灯時間(21時)を過ぎると、寮の自分の部屋に戻らなければならない校則があります。
それを破って校内を出歩けば減点対象です。
そんな生徒がいないかを見回って確認するのが監督生の仕事のひとつです。
監督生は5、6、7年生の各寮に男女2人。計24人います。
その中でシフトのように見回りの当番を決めて1日2人ずつで広い校内を見回ります。
Aくんが迷子になった時の見回り当番がたまたま岩本さんだったということですね。