父が攻撃され植民地である俺は戦勝国である敵国の植民地にされた
また同じ生活が続くのだろうか
もう兄と離れ離れになってしまった
唯一の幸せが無くなってしまった
敵国「ここがお前の部屋な」
「いいんですか…?」
敵国「部屋数多すぎて余ってんだよ」
「おr…私みたいな奴が使ってもいいんですか? 」
敵国「敬語外してくれねぇか?」
「宗主国様には敬語を使うようにと…」
敵国「ならこうしよう」
敵国「俺に敬語を使うな」
敵国「宗主国様からの命令だぞ?」
敵国「従えと教育されたんだろ?」
「分かった…」
敵国「それでいいんだよ」
敵国「それより治療をしよう」
「自然に治るから平気…」
敵国「だめだ」
敵国「大人しくしとけよ」
敵国「これでいいだろ」
怪我をしている左側には包帯が巻かれた
左目は元から見えていなかったので不便では無い
「ありがとう…」
敵国「じゃあ飯食いに行くぞ」
また無理やり連れてかれた
この人力強い
敵国「ほら食え」
「美味しそう…」
兄がたまに菓子をくれていたが
それと同じくらい美味い
「美味しいです…」
敵国「敬語使うな」
「はい」
敵国「今日はもう寝とけ」
敵国「明日までにはお前が着れそうな服探しとくからよ」
敵国「おやすみ」
本当に良いのだろうか
「一応寝とくか…」
思ったより寝てしまった
太陽が完全に上がっている
「やっば…」
植民地がこんなに寝てしまっては行けない
敵国「おはよう!」
敵国「ちょうど起きたのか」
「すみません…寝すぎてしまいました」
敵国「全然いいって」
敵国「てか昨日言ったこと忘れたの?」
「あ」
敵国「忘れてたな〜」
敵国「あこれ」
敵国「古いのしか無かったごめんね」
「大丈夫…」
敵国「ちよっとへ自分の意見も言えよ」
敵国「後悔するぞ」
episode 3 新たな幸せ
コメント
1件
アラカユの父親といるよりは良さそうだねぇ…父親がクズなだけか()