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腰の抽送の速さを緩め、豪は奈美を抱きしめながら、恍惚に歪んだ彼女の表情を見やる。
「豪…………さ……ん……」
「奈美……どうした?」
緩慢に突かれながら、彼女が涙で滲んだ眼差しを豪に絡ませてくる。
ほんのりと顔を赤く染め、愉悦に揺蕩う奈美。
色欲で濡れた瞳を向けながら、消え入るような声音で、豪に告げた。
「豪さん…………だい……す…………き……」
奈美が、アーモンドアイを潤ませながら微笑んでいる。
その笑顔に、豪の胸の奥が強く揺さぶられ、愛欲の焔が更に燃え上がった。
「っ……はぁっ…………あぁっ……奈美っ……!」
堪らず体重を掛けて、一度大きく腰を押し上げた。
そこから豪の腰の動きは止められない、止まらない。
既に余裕を無くしていた彼は、荒々しく息を吐きながら、対面座位のまま、奈美の身体を激しく突き貫く。
快楽に歪んだ奈美の表情は、淫らで美しかった。
「なっ……奈美……」
「ご……豪さ……ん……っ…………あんっ……あっ……あっ……ああぁっ——」
互いの名前を零し、まぐわいながらも、愛を織りなす二人。
身体が汗に塗れ、弾み続ける彼の呼吸と、嬌声を上げ続ける彼女。
淫らな吐息と艶声が重なり合うと、たおやかな身体が伸び上がる。
天を仰ぎながら、肢体を硬直させて震えると、奈美は絶頂を迎え、脱力して豪の首に腕を回しながら、もたれかかった。
「ううっ…………っ……ぐっ…………奈美っ……イっ——」
彼の背中がゾクリと冷気が迸り、込み上げる吐精感。
奈美の括れを掴み、がっちりと固定させながら、繋がった部分に引き寄せる。
狂ったように腰を更に強く激しく律動させると、奈美の暖かな膣の中で剛直がビクビクと震え、白濁が放たれた。