鬼花「これで状況はわかったよな?」
俺らはとんでもない事に巻き込まれてしまった。
もう何十人もの能力者が死んでいる。
でもこのまま何もしなければ結局死ぬ。
俺達は殺るしかないんだ。
人形劇の運営者、ナイナ マエを…
そんな事を考えていると、狐の耳が特徴的な男性がある事を言ったんだ。
狐の耳「俺ら4人で行くのか?それだと無謀すぎやしないか?」
確かにそうだ。
僕は狐の耳が特徴的な男性の意見に賛同するようにこんな発言をした。
ワカカ「そこの狐耳さんの言うとうりです!」
狐の耳「狐耳さん…?」
ワカカ「いくら先にミッションに取り組んでいる能力者達がいても…」
俺が何かを言いかけたその時、鬼花はこんな事を言ってきた。
鬼花「先に行って全滅したグループの転生者1人と、私から推薦した1人と私を含めた7人だぞ?」
さらに続けて
鬼花「いくら、不死やら波動やらつるやら雷剣やら、強い能力者だけ集めればいいって事じゃないからな。」
それを聞いて俺は驚いた。
不死は俺の能力だ。
何故、教えてもないのに知ってるのかが分からない。
鬼花「おい、ポニーテールどうした?」
それを聞いて、俺は何故能力を知ってるのか問いただした。
答えはとても単純だった。
鬼花「えっ?お前不死なの!?」
適当に言ったものが当たってただけだった。
どんな確率だよと心の中で呟いた。
優しそうな男性「まぁいいじゃん、そうゆうくだらない事は、お兄さん早く面白い事したいなぁ〜」
面白い事の意味が分からなかった。
自分が死ぬかもしれないのに、何故そんなにお気楽なのか分からない。
多分、あの人は強いのだろう。
だから無駄に自信が付いている、俺はそう思った。
鬼花「わかった、残りのメンバーを連れてくる少し待っててくれ。」
そう言って鬼花は部屋を出ていってしまった。
しばらくして、また鬼花が戻ってきた。
鬼花「おまたー」
そう言って、みんなに帰ってきた事を伝えた。
鬼花の近くには2人の人がいた。
なんと、その内の1人は俺が知っている人物だった。
ワカカ「えっ…?」
カイ?
カイは7連休の時一緒に遊んだ仲だ。
確かカイはとても弱い種族で能力も大した事がないと自分で言っていた筈なのに、何故ここにいるんだ。
俺はそれが不思議でたまらなかった。
カイ「よろしく、お願いします。」
カイの他にもう1人女性がいた。
その人はとてもだるそうな顔をしていた。
鬼花「この7人メンバーでアイツと戦う。」
確かに強そうで頼もしそうな人ばかりいる。
だから、自分がいて良いのかと不安になる。
俺は不死だけど、痛みに慣れた訳じゃないから。
俺がそう考え事をしていると鬼花はこんな命令をした。
鬼花「まずはお互いの事を知るために自己紹介をしよう。
能力によって作戦を変えないといけないからな。」
そうして、戦いに必要な自己紹介が始まった。
コメント
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うおぉ!!!! 揃った!!!! 狐耳…w 続きも楽しみにしてます!
ヤバい次が気になり過ぎてハンドスピナーになりそう(???)
話の展開が天才すぎて目玉が宇宙に飛んで行きましたありがとうございますッッッ(???)