TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

参加型

一覧ページ

「参加型」のメインビジュアル

参加型

第13話 - 第11話　シュガーソングとビターステップ

28

2024年12月26日

#参加型

#恋愛

伊琉夏

シェアする

この作品はいかがでしたか？

28

伊琉夏

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

文化祭当日、いよいよその時が来た。教室の中に集まった生徒たちが、興奮と期待の入り混じった表情を浮かべている。音楽室のドアを開けると、見慣れたメンバーたちが集まり、ギターの音色が響き渡る。

みりんはギターを手にして準備万端だ。彼女の目は真剣そのもので、指先がギターの弦を軽やかに弾く。

萌香はドラムセットに向かい、まるでリズムを刻むために生まれてきたかのように、その全身でビートを感じていた。

いさなはマイクを握り、ボーカルの準備をしている。彼の目は少し遠くを見つめ、何かを感じ取るように深呼吸をする。

ステージが整った瞬間、みりんがギターのコードを鳴らすと、その音色が一気に会場を包み込む。音楽が流れ出し、萌香がドラムを叩き始める。リズムに合わせて、いさなの声が響き渡った。

いさな:

「超天変地異みたいな狂騒にも慣れて

こんな日常を平和と見間違う

rambling coaster　揺さぶられながら　見失えないものは何だ？」

みりん（ギターをかき鳴らしながら）:

「おぉ、いさな、いい調子！」

萌香（ドラムを叩きながら）は一瞬笑みを浮かべ、リズムを保ちつつ歌詞に集中する。

いさな（歌いながら）：

「平等性原理主義の概念に飲まれて　心までがまるでエトセトラ

大嫌い　大好き　ちゃんと喋らなきゃ　人形とさして変わらないし」

みりん（ギターのソロに入る）:

「やっぱり、いさなの声、ライブだと最高だな！」

萌香（ドラムのビートをさらに強調しながら、笑顔で観客に視線を向ける）:

「絶対に成功させようね、みんなで！」

いさな（力強く歌う）：

「宵街を行く人だかりは　嬉しそうだったり　寂しそうだったり

コントラストが五線譜を飛び回り　歌とリズムになる」

みりん（ギターを弾きながらフットペダルでリズムを刻み）:

「今のフレーズ、かっこよかった！」

萌香（ドラムを激しく叩き、エネルギーを全身で表現）:

「これが私たちの音楽だよ！」

いさな（情熱的に歌いながら、観客に向かってステージを動き回る）:

「ママレード＆シュガーソング、ピーナッツ＆ビターステップ

甘くて苦くて目が回りそうです

南南西を目指してパーティを続けよう　世界中を驚かせてしまう夜になる

I feel 上々　連鎖になってリフレクト」

観客がノリノリで手拍子をし、楽しそうに踊り出す。ステージ上でメンバーたちのエネルギーがさらに加速していく。

いさな（締めくくりに歌いながら全身で表現する）:

「ママレード＆シュガーソング、ピーナッツ＆ビターステップ

生きてく理由をそこに映し出せ

北北東は後方へ　その距離が誇らしい」

みりん（ギターを震わせながら）:

「やっぱりこの曲、何度やっても楽しい！」

萌香（ドラムを叩きながら満面の笑顔で）:

「最高だったね！」

全員が息を合わせ、ラストのフレーズに向かって力強く演奏を続けた。観客は拍手喝采し、会場は熱気と興奮で満ち溢れていた。ステージ上では、いさなが満足そうな顔でマイクを握りしめ、みりんと萌香もそれぞれのパートで最高の演奏を見せた。

「行くぞ、最後のサビだ！」

ステージ上での最高の瞬間が、文化祭の思い出として刻まれた。