コメント
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え、やばい、めっちゃすきだわ、どしよ(?
こんにちは、けるもです。
この作品ではあまりここで話さないようにします。
本編どーぞ!
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「今日から夏休みです。計画的に課題を進めろよー」
担任の気怠げな声が教室に響いた。
はーい、やだー、などパラパラと声が上がる。
長期休みの課題を先に終わらせる派の私はシャーペンの芯をカチカチ出していた。
「解散」
担任の声をきっかけに全員が動き始める。
「ねぇねぇ星夏ー!夏休みなんか予定ある?」
よく話す友達、夢が私の机までくると、手をのせて言った。
「ないよー」
「遊ぼー!」
「いーよー」
毎年恒例のこの会話。
ガヤガヤした教室は夏休みがくることをお知らせする。
外でうるさい蝉の声。
ジワジワと暑い太陽の光。
全てがあたりまえでこんなに普通な夏が続いてると、思っていた。
それは、急だった。
何が起きたか、分からなかった。
気がついた時、私はまだ、教室にいた。
でも、何かが変だった。
答えは簡単だった。
みんながガヤガヤ話してる
…はずだった。
音が、していなかった。