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蒼乃 月
417
管野アリオ
429
「理麻…………ホントに、いい女になったな……」
「そっ……そんな事ないよ」
瞳の奥に、色欲の炎を灯した恵斗くんの眼差しに包まれた私は、恥ずかしさが襲い掛かってきて、顔を背けてしまう。
「こっちを向いて」
大きな手が私の頬を手で包むと、彼に顔を向かされた。
静かに、けれど、情交の幕開けを確信するように、私と恵斗くんの瞳が絡み合う。
筋張った指先が私の顎に掛かり、上を向かされると、恵斗くんが顔を傾けながら、私の唇を、そっと塞いだ。
「んうっ……」
重なり合う唇から滴り落ちる、私の色付く吐息に、恵斗くんが頭と腰に腕を絡ませ、深いキスを落としてきた。
互いの舌が戯れるように、粘り気のある水音が耳元で響き、恵斗くんの手が、私の背中と腰回りを、妖しく撫で回す。
いつしか私の身体の奥が熱を持ち始め、溶かされていくように、恵斗くんの身体に、しなだれ掛かっていた。
タイミングを見計らった恵斗くんが、私の唇を奪ったまま、ソファーに横たわせると、彼のキスが、私の唇から首筋を這わせていく。
腰を撫で回していた手が脇腹へ伝い、胸の膨らみに辿り着いた。
大きな手に双丘を包み込まれ、ゆっくりと揉み上げられる。
「ううっ……んっ…………っ……」
幼なじみの淫らな振る舞いに、私の身体は疼きながらも、息遣いを乱していた。
「なぁ……。オトナの女になった理麻の全てを……俺に見せて」
彼は私の着ていたブラウスのボタンを、焦らしながら一つずつ外し始めた。
欲望に滲んだ恵斗くんが、オスに変貌した姿に、私はドキッとしてしまう。
だって、『お隣に住んでいたお兄ちゃん』に、今まさに、抱かれようとしているのだから。
顔中が火照り、私の顔は、多分真っ赤になっているかもしれない。
全てのボタンが外され、恵斗くんが私のブラウスをはだけると、黒い膝丈のマーメイドスカートに、筋張った手を侵入させてきた。
太ももの内側を指先でなぞりながら、徐々に秘めたる場所へ向かっていく、彼の手。
ショーツに覆われた恥ずかしい部分を、恵斗くんが撫で上げた。
コメント
1件
うわあ……第5話、めちゃくちゃドキドキしました😳 幼なじみだった恵斗くんの、大人の男としての表情に変わっていく瞬間の描き方が本当に繊細で。特に「オトナの女になった理麻の全てを……俺に見せて」って台詞、彼の想いと覚悟が詰まっていてグッときました。焦らすようにボタンを外す仕草とか、身体の熱が伝わってくるようでした。次が気になります!