君に心配してほしいだけ

※グロ含

湊「ねぇ…律」

律「ん〜？」

（スマホを触りながら）

湊「こ、今度さ久しぶりにデートとか……」

律「あーごめん最近忙しくてさ、また行ける日言うから」

湊「っ……わかっ、た…」

湊（最近律は冷たい…前は話しかけたら顔を見て話を聞いてくれた…）

湊（出かけることだって…少なかったのに…）

湊（おれのこと嫌いになった…？）

（湊が料理中）

（律がスマホを触る）

湊（だれと連絡してるんだろう……）

律「ふふっ…」

湊（あ、笑った）

湊（友達と…？楽しそう……）

ｻﾞｸｯ

湊「い゛ｯ…!?」

律「み、湊!?」

律「大丈夫か!?今すぐ絆創膏取ってくるから！」

湊「あ…」

湊（心配…してくれたっ！）

湊（やった、やった…！）

湊（おれのこと考えてくれた…！）

湊（だったら…）

次の日

ｻﾞｸｯｻﾞｸｯ

湊「あっ…」

湊「いたーいっ」

湊「律〜また、指切っちゃったよ〜…！」

律「ま、また!?大丈夫かよ!?」

律「うわっ、血結構出てるじゃんっ…」

律「今度から気をつけてね、!!」

律「俺も心配だからっ…」

湊「っ、！」

湊「心配!?心配って言った!?」

律「え、う、うん」

律「てか当たり前だろ、彼氏なんだし…」

湊「えへへっそうだよね、そうだよねっ!!」

湊（律心配してくれてるんだッ！）

湊（嬉しい…もっともっとおれのことだけ考えてほしい、）

次の日

湊（カッター…あった！）

湊（これで…もっと心配してくれるよね？）

ｻﾞｸｯｻﾞｸｯ

ｻﾞｸｯ

湊「えへへっ…！」

湊（楽しみっ…！）

湊「律〜！来てきて！」

律「ん？どうした湊」

律「っ…!?!?」

律「湊!?」

律「な、何やってんだよ!!!」

律「なにか辛いことがあったのか!?!?」

律「いや、今はそんなこと言ってる場合じゃないか…」

律「と、とりあえず傷口抑えろ！」

律「包帯取ってくるから！」

湊「待って…律、」

律「な、なんだ!?」

律「おれのこと、好き♡？」

律「は、はぁ…！？」

律「好きに決まってんだろ！」

湊「っ♡」

湊「えへへ…嬉しい♡」

律「っ……」

律「もう…痛くないか？」

湊「うん♡」

湊「律に治療されて嬉しい♡」

律「あ、あぁ…」

湊「ちゃんと律」

湊「おれのこと、考えてくれてたんだね♡」

律「湊…最近なんかおかしいぞ…」

湊「そーかな？」

律「なんで…前は…もっと、」

湊「だって…誰かさんが浮気しちゃってるんだもん」

律「っ…!?!?」

湊「へへ、当たり？」

律「っ…ち、ちげぇよっ…」

湊「図星？」

湊「反応…分かりやすすぎるよ♡」

律「なっ……」

湊「浮気してても好きだよ？」

律「な、なんで……」

湊「だっておれが律のすべてだから♡」

律「み、湊……」

次の日

湊「律の浮気もわかっちゃった…」

湊「俺なんて…所詮お遊びで付き合ってたんだ…」

湊「律が見てないなら俺、生きてる意味ない」

（ナイフを持つ）

湊「ふふっ…♡これでやっと俺のことだけ考えてくれるようになるよね…♡」

湊「大好きだよ♡俺だけの…律だもん♡」

ｶﾞﾁｬ（湊の部屋に入る）

律「湊…？」

律「ﾂ…！？」

律「湊！！！」

律「おい！！湊！湊！！」

律「い、今すぐ救急車呼んでくるから！！！」

律「ジッとしてろ！」

湊「ふふっ…♡りつ…♡だいすき…♡♡」

律「今はそんなこと言ってる場合じゃねぇだろ！」

湊「なんで……りつだけ、生きようとしてるの…♡？」

湊「りつはおれと一生いっしょにいるんだから…♡」

湊「しぬときもいっしょ…♡」

律「は…な、なに言ってっ…！」

湊「ずっとおれのことだけみて、かんがえて…♡」

ｻﾞｸｯ

律「う゛っ……」

律「み、みなと……」

湊「はぁ、はは…♡これで完全におれのもの♡おれだけのりつ…♡♡」

END