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翌日——
目黒Side
向井は、明らかに元気がなかった。
目も、少し腫れている。
いつもなら
🧡「目黒おはよー!!好きです!!」
うるさいくらいの朝の挨拶。
それがない。
教室に入ってきても、
目も合わない。
向井の視線は、どこか遠くを見ていた。
……静かすぎる。
──────────────
💜「向井ー……お前、顔色やばくね?」
🧡「……」
💜「おい!向井!!」
🧡「……ほえ?」
ゆっくり顔を上げる。
🧡「あ、なんだ。深澤か」
💜「“なんだ”ってなんだよ、失礼な」
軽口を叩きながらも、眉は寄っている。
💜「なんかあっただろ」
🧡「……別に」
💜「嘘つけ」
少し間を置いて、
💜「屋上、行くか」
昼休み。
二人は静かに教室を出ていく。
それを——
目黒は、無意識に目で追っていた。
声をかけるわけでもなく。
ただ、じっと。
向井の背中を見ていた。
つづく。