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みりんは湯船の中でリラックスしながら、指先でスマホをいじっていた。
湯気が画面に少し曇りを作るけれど、特に気にせずSNSをスクロールしていたところ、LINEの通知がポンっと響いた。
送信者: 萌香
内容:「みりん~!明日の文化祭準備のことでちょっと話したいんだけど!」
みりんは軽くため息をつきながら返信を打つ。
みりん:「なになに?文化祭で私の天才的なセンスを借りたいって話?✨」
萌香:「いやいや、何その自信ww ちょっと確認したいことがあるだけだよ!」
みりん:「いいよ~。何でも聞いて!私は今、風呂の中でリラックスモードだけどね♨️」
萌香:「え、風呂!?なんでそんな時にLINE返してくるのw」
みりん:「だって暇だし?それより、文化祭の何の話~?」
萌香:「明日のステージ発表の衣装なんだけどさ、色の組み合わせがちょっと気になってて……。」
みりんは少し真剣になり、風呂場のタイルに背を預けて返信する。
みりん:「どんな色なの?もしかして、ド派手すぎるとか?」
萌香:「逆に地味すぎるかもって思ってて。白とベージュメインなんだけど、もうちょっとアクセントが欲しいかな~って。」
みりん:「あー、それなら簡単だよ!小物を足すといい感じになるかも。良さげなヘアアクセとかあるから、明日持っていくわ。」
萌香:「本当!?助かる~!さすがみりん、頼りになる!」
みりん:「フフン✨まあね~。困った時は私を頼るといいよ!でも明日、遅刻しないようにね?」
萌香:「それはお前に言いたいんだけど?w」
みりん:「私は大丈夫!文化祭前日に寝坊とかありえないから!」
スマホを置き、みりんは湯船に沈みながら小さく笑った。
「明日が楽しみだな~。いさなと萌香、どんなドタバタ劇になることやら。」
湯気の中で少し赤くなった頬を隠しながら、文化祭の成功を胸に誓うみりんだった。