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これは、 ホストの君と平凡な僕の話。
ひぐらしが鳴き始める頃、とある公園に僕は来ていた。
ただベンチに座ってぼーっとしているだけ。
ただそれだけなのに時間が早く経つ気がする。
僕がこうしている理由は、こうしていたかっただけである。
つまり、理由は特にない。
だんだんと暗くなっていく空を見ていると、*ピコン*と高い音が鳴った。
スマホを取り出してみると、『海の幽霊』という文字が見えた。
海の幽霊とは澪夜という子のライン名である。
なんでその名前かは、よく知らない。
ラインを開き、澪夜のトーク画面を開く。
一緒にホスト行こ!!
元気な声が聞こえそ新しくあった。
だが、予想外すぎてしばらくの間思考が止まってしまった。
あの嘘とか自分一人だけを愛してくれないと気が済まないような澪夜が?
ホスト……?
意味がわからなかった。
なんで?
本当になんでホストかと思い、つい聞いてしまった。
まぁ、意外なところもあるかもしれないが、本当に気になってしまった。
え、そんなのいいから!!今すぐ行くよ!!○○の所まで来てね!!
説明とかなしに、ホストクラブらしきの名前を出され、強制的に行くことが確定してしまった。
…そもそも男性客が行っていいのかという疑問が湧いてきた。
なのでそのお店のHPを調べ、電話をかけてみることにした。
「もしもし…」
『はい、もしもし』
「あの…知り合いに誘われて行くことになったのですが、男性客って大丈夫でしょうか…?」
『あー…すみませんちょっと難しいですかね…すみません』
「あ、ありがとうございます。」
……ダメじゃん。
多分、澪夜初めてなんだろうな…。
…いや待て、澪夜女の子に見えるじゃん。
声高めだし、髪長いしで、言われないと女の子にしか見えないわ。
ついでに知らない人の前だと結構礼儀いいし。
とりあえず澪夜に連絡をする。
そこ、男性客むずいってよ
思いのほか、返信が早く返ってきた。
え、まじで?!僕結構行ったけどな〜
案の定、女の子に間違えられていたらしい。
まぁしょうがないか…
でも、ホスト行きたい!!だから男性客OKなお店ない?
僕が知るわけない。
ホストなんて縁がなかったのだから。
でも、友達からの頼みではあるので、調べてみることにした。
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これはテラルレの自受けです。
ちなみにルーレットで攻めは、アルトとなりました。
個人的に、出たら面白そうだなって思ってた人ですw(ちゃんと一発です)
ホストについて多少調べながらやってますが、違うとこあったらすみません。
誤字とか変なとことかあったらすみません。