「ここは何処なんだ?」
我がマイホームに誰か迷いこんで来たですぞ?
まったく……こう言うことがない様に怖〜い噂を流していたのに聞いてないのか?ですぞ。
「嫌な予感がする、早くでないと!」
ふむ……そっちは出口じゃなく、私の部屋に近づいてるんだがな、ですぞ。
「なんだこれ?うわ!何か腐ってる!?嫌だなぁ」
それは我がパートナーの保存食。
「なんで、なんでだよ、アバレーの依頼って本当に録なのがない……賞金が高いからって来るんじゃなかった」
まぁ、この冒険者は洞窟から出れないだろうしばらく見てみるか。
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………………
あれから二時間、意外とやりますですぞ。
何だかんだ、アヤカシから襲撃されても文句を言いながらも倒していく。
まぁ、でも戦いに美しさが足りないですぞ。
そう、あの時の『完璧なお姉さん』の様に____
____おや、どうやらここまで来たみたいですぞ。
「あ、あなたは……やった!」
さて、私の姿を見て安心したのかホッとしてますな、仲間とでも思ってるので?
「よく頑張ったですぞ……“さようなら”」
「え……っ!?」
我がパートナーがヨダレを垂らして出てくる。
さぁ、餌の時間ですぞ。
「ど、どういうことですか!」
そうそう、最後の足掻きを見せてくれですぞ。
「やれ、蜘蛛蛇」
「キシャァァァァァァァァ!!」
「な__」
我がパートナー。
蜘蛛蛇は一撃で冒険者の首を持っていった。
「今回も期待はずれでしたですぞ」
その首をムシャムシャと食べるパートナーをみながらガッカリする。
今回は人間の冒険者か……あまり美味しくなさそうだ。
「私が食べるのは素晴らしい肉のみ、こんな肉は私の舌にふさわしくないですぞ」
あぁ、あの『お姉さん』はどこに……どんなにおばあちゃんになっても絶対に美しい、寿命ならまだ死んでいないはず。
会いたい……会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい会いたい!!!!
おばあちゃんになってても私は愛してますですぞ。
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