朝比奈母 「まふゆー,紫音〜ご飯できたわよー」
まふ 紫 「はーい!今降りていくねー!」
朝比奈母 「今日はカレーにしたわよ。」
まふゆ 「美味しそう。頂きます。」
紫音 「頂きまーす。」
まふゆ 「そうだ。お母さん。今度私,クラスの子達の勉強見てくるね?」
朝比奈母 「あら?そうなの?まふゆはえらいわねぇ。でも,『自分と同じレベル』の子達と一緒にいた方がいいんじゃ無いかしら?」
まふゆ 「…そう,だね!でも本当にみんな良い子達なの。」
朝比奈母 「そう?なら良いけど」
紫音 (出た…お母さんの否定から入る悪口…。友達くらい選ばせてよ…)
朝比奈母 「そういえば,紫音。」
紫音 「何〜?お母さん?どうした…の…?…!!!」
朝比奈母 「今日紫音の部屋を掃除してたら,こんなものが出てきたのだけれど。これは何なのかしら?まさか貴方。勉強を疎かにして,『こんな物』を聞いてたんじゃ無いでしょうね?」
紫音(ど…どうしよう…まさかお母さんにビビバスのことがバレるなんて…!)
まふゆ 「ああそれね!それ,私が紫苑に渡したの。紫音いつも勉強頑張ってるし,そのCDには,『英語の歌詞』も沢山入ってて,英会話を覚えたりする機会にはちょうど良いかなぁってそう思ったからプレゼントしたの。」
朝比奈母 「あら!そうなのね!ふふ。まふゆは本当に 『良いお姉ちゃん』ね。でも,それは『本当に今の貴方に必要な物なのかしら?』」
紫音 「…っ…それ…は」
まふゆ 「有難う。お母さん。そうだ,それなんだけど,お母さん,それ私も,もう一度聞いて英語とかの予習に使いたいから私が預かっても良いかな?それと,明日の授業の予習するから私そろそろ二階に行くね?」
朝比奈母 「そう言うことならまふゆに渡すわ。ほんとまふゆは勉強熱心でいい子ね。」
紫音 「私も…そろそろ,学校で今日出た課題とかやりたいから,二階に行くね??」
朝比奈母 「ええ。分かったわ。2人とも頑張ってちょうだいね?」
紫音 (最悪…っ…。お母さんにビビバスのことバレた上に…『こんな物』とか言われて…っ…。)
紫音 「はい…?」
まふゆ 「紫音…泣いてたの?」
紫音 「あれ…え…?何で私…泣いて…?」
まふゆ 「……はいこれ。元々紫音の物だし,私にはやっぱりよく分からないから,かえす。」
紫音 「有難う…。お姉ちゃん…。」
まふゆ 「じゃあ私は部屋に戻って課題するから。」
紫音 「うん。」
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