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第26話 変わった代償
「――最近の古河さん、ちょっと感じ悪いよねー」
「こっちが話してるのに、すぐ自分の話にしちゃってさ」
「話したくないなら、無理して話さなきゃいいのに」
「前はニコニコ話聞いてくれてたのにね」
「あー、でもあれもあれでちょっとねー。ちゃんと聞いてる感じしなかった気しない?」
「確かに」
「前からアレだったけど、やっぱり最近はもっと感じ悪くなったよねー」
「……」
そんな会話を、コーヒーを取りに来た冬花は給湯室の外で聞いていた。
(……またかー)
ここ数日の間で、彼女たちの冬花への陰口を聞くのはもう10回を超えていた。
(別に自分の話をしたんじゃなくて、話題変えただけなんだけど……そっちはいっつも人の悪口ばっかりだし……)
まだ続く自分の悪口を耳に入れないように、冬花はゆっくり給湯室を離れた。
(そもそも最近話しかけてもほぼ無視なのに……******************
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