社長から聞いた話によると、私は今日からSnowManの皆さんとシェアハウスをするらしい。え?いま考えるとやばくない?
だってさ、成人の男性9人と女性が1人で一つ屋根の下で暮らすなんてさ、普通に考えたらアウトじゃない?
まぁ、何も考えずにいままで通りの生活をしていれば特に問題なんて生じないと思ってはいるけど……
だとしても急すぎるでしょ…今まで憧れていた人たちのもとで働けるだけでも喜ばしいし危険かもしれないのにそのうえ同じ
家に住むだなんて…おかしいさすがに何かあるような気がする。けど、今はまだ深く知りすぎないほうがいい気がする。
きっと、一緒にいればそのうち皆さんのほうから話しかけてくれるよね…きっと………
私にはさっそく仕事が入ってきた。これから住むことになるシェアハウスにみなさんを案内するという仕事。
ただただ案内すればいいだけなのに変に緊張してしまう。
これから住むところは都心から離れた海岸近くの豪邸と聞いている。いざ訪れてみると、思っていたよりも大きくて広かった。
深「ここがこれから俺たちが住むところ?」
く「はい。そう聞いています。都心からはだいぶ離れていますし、この辺りは人もいないので目撃される心配はないかと。」
向「そうなん?それはありがたいんやけど仕事とかどうするん?」
く「お仕事は基本的にはこのお家で行うそうです。その仕事の方たちがこちらまで来てくださるみたいです。」
佐「へぇ~そうなんだ。じゃあ、俺たちはほとんどこの家から出ないってこと?」
く「はい。そうなりますね。」
阿「この家を使う上でのマナーみたいなものってなんかあったりするの?」
く「私が聞いたところによると【節度を守るように】とだけ言われました。」
阿「なるほどね。その意味くれはちゃんはわかってる?」
く「え?私ですか?なんとなく理解してるつもりです。仕事と休みのオンオフをしっかりするようにということですよね?」
S「え、、、」
く「?何か違いましたかね?」
阿「ううん。くれはちゃんの言うとうり。俺たちも頑張るね。」
く「はい!」
く「それでは皆さんにお部屋とおうちの内装を説明したいと思います。」
~数時間後~
く「こんな感じです。何か気になることや言っておきたいことなどありますか?」
深「はい。お願いなんだけど…これから同じ空間で同じ仕事をするんだしさ敬語なしで話してほしいなぁ。」
く「え?あ、はい。わかりました。じゃなくて、分かった。」
深「うん。そんな感じ。少しずつでいいから慣れていこうねぇ~」
岩「ごめん。俺からもお願いしたいことが一つだけあるんだけどいいかな?」
く「はい!なんでしょうか」
岩「満月の夜は俺たちに近づかないでほしい。絶対とは言わないから。なるべく近づかないでくれるとありがたい。理由はまだ話せないけど。ごめんね。こっちの都合押し付けて。」
く「いえ。全然大丈夫ですよ。わかりました。なるべく近寄らないようにしますね。いつか話してくれると信じてます。」
岩「あぁ。ありがとう。」
く「ほかに何かありますか?」
く「では、改めましてこれからよろしくおねがいいたしま」