私(今日も…,『仮面』被らないと…。いつからだっけ… 『優等生』の仮面被るようになったの…もう分かんないや…どーでも良い…。)
「おはよー!」
??「おはよう。朝ごはんは何が良いかしら?」
私「いつものがいいなー」
(食べれるなら何でも良いよ…)
??「ふふ。本当に貴方はこれが大好きね。」
私「だって美味しいから。」
(本当は味なんか,分からないのにね…)
??「ふふ。そう言ってもらえると嬉しいわ。」
私「じゃあ,行ってきます!」
??「はーい。気をつけてね。」
先生「本当に私さんは何でも出来て『良い子』ですね〜!」
私 「良い子だなんて,そんな。私はただ皆さんのお役に立てれば嬉しいだけなので(ニコッ」
先生「本当に『優等生』ですね!皆さんも見習いましょうね〜」
私 (『良い子』…私はみんなが思う様な『優等生』でも『良い子』でも無いのにな…)
「お帰りなさい。今日は学校,どうだった??」
私 「『いつも通り』だったよー?今日もね先生達に 『良い子』だねって褒められちゃった。」
朝比奈母「ふふ。そう言ってもらえてお母さん,誇らしいわ。本当,紫音は,『良い子』ね。朝比奈家の誇りだわ。まふゆと紫音の母親になれて,お母さん,嬉しいわ。」
紫音 「私もお母さんの『子供になれて』嬉しいよ!お母さん,私明日のテストの予習,してくるね?」
朝比奈母「頑張ってね?お母さん,『期待』してるからね?」
紫音 「…分かってるよー!じゃ!」
紫音 (はぁ…疲れる…な。私,ほんとは何になりたいんだっけ…?昔,何かなりたかった物があったような…もう分かんないや…。取り敢えず勉強しよう…。)
紫音 「はーい。」
まふゆ 「紫音。お帰り。はいこれ。紫音から頼まれてた物。」
紫音 「有難う。お姉ちゃん。」
まふゆ 「じゃ…」
紫音 「待って,お姉ちゃん。CD,一緒に聞こう…?」
まふゆ 「…良いけど,お母さんにはなんて言うの?」
紫音 「…少しくらいなら大丈夫だと思う。」
まふゆ 「…分かった。でも一応勉強道具は持ってきておくから。」
紫音 「うん,分かった。」
まふゆ 「紫音は何で,このCDが好きなの?」
紫音 「あのね,この,『ビビバス』ってグループの人達がね歌ってる曲が,凄く好きなの。元気になれてー…それにね!!この子!!!」
そう言って紫音は1人の女の子を指さした。
紫音 「この女の子が,すごく可愛くて,私の推しなの。」
まふゆ 「…そうなんだ?私にはよく分からないけど…。」
紫音 「そっか。」
(いつかお姉ちゃんも,この曲を聴いて…私みたいに元気になってくれたら良いな…)
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