テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
森林地帯。
様々な生物がいるため、平和といわれていた時でも、ここは唯一の危険地帯として有名だった。
そんな森林の中で、一人の少女が倒れていた。頭にリボンのようなものをつけた、長い白髪の少女。白のシャツと赤のズボンは、緑が広がる森には不釣り合いなものだった。そのため、他の生物は彼女のことを嫌でも見つけてしまう。
「グルル……」
腹をすかせた熊の怪物。ビーストに森を奪われた、この森の元主だ。
「ガアア!!」
熊は少女に飛びかかる!
しかしその瞬間、少女が目を覚ます!
熊はもうすでに目の前にいた。そんな状況でも、彼女は表情一つ変えない。その直後だった。熊の下から、巨大な火柱がたった。
「ゴガアアア!?」
真上にいた熊は、そのまま火だるまとなり、灰となった。
「……目が覚めたら、正面に獣。どういうことさ」
少女の名は、「藤原妹紅」。来訪者の一人だ。
「まぁ、あんなのどうってことないけど。焼けばいいだけだし」
そういう彼女の手に、火の玉が出現する。彼女は、「炎を操る」ことができる。先程の火柱も、彼女の技だ。
「……てか」
──どこだ、ここ?
いつの間にか、彼女はここにいた。こんな森林、見覚えがない。すると、彼女の頭上からピコン、と音がなった。音の方向を見ると、そこにはパネルのようなものがあった。しかも、浮いている。
「……あ?」
『来訪者 藤原妹紅
種族 蓬莱人』
パネルに書いてあったのは、彼女の名と種族。しかし、何か引っかかる。
「来訪者……? さっきから全然わかんねぇ」
すると、画面が切り替わる。
『他の来訪者がこの地帯にいるよ! 探して、仲間になろう!』
「仲間ぁ? そんなことより、この世界のことを教えろ!」
思わずパネルに叫ぶ妹紅。彼女はこの時点で、ここは自分がいた世界ではないと察していた。
詳しいことを教えてくれないパネルにしびれを切らした彼女は、とりあえずこの場を離れることにした。
「とにかく……その仲間ってのを探すか。何か分かるかもだし」
そして、仲間との出会い、スペースビーストとの戦いが起きていく。
これが、妹紅の物語の始まりであった。
藤原妹紅
出身世界 東方project
性別 女性
能力 炎
???
来訪者ナンバー 10