テラーノベル
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日本たちが体育館につくと部活動紹介が始まっていた。
先生「テニス部の皆さんありがとうございました。続いてバスケットボール部です。この部活は…」
パ「ギリギリセーフ!」
日「これはアウトでは?」
パ「まあまあ!」
先生「バスケットボール部の皆さんありがとうございました。続いては吹奏楽部です。この部活は…」
パ「ないち~?すいそうがくってなに?」
パラオが言った。確かに、吹奏楽、耳にすることはあるが実際どうゆう部活なのかは知らなかった。
先生「それでは吹奏楽部の部長さん、副部長さんお願いします」
舞台に二人が上がる。
その後ろでは中国さんやロシアさん、それに日帝が何やら準備をしていた。
日(兄さんって吹奏楽部だったんだ!)
そんなことを考えていると、
ナチ「新入生の皆さん!こんにちは吹奏楽部で部長を勤めています!ナチスです!」
台「同じく吹奏楽部の副部長を勤めています!台湾です!」
ナチ「これから俺ら吹奏楽部の演奏を披露したいと思います!」
台「曲は宝島です!この曲は…」
ナチ「ええい!そんな説明ええわ!多分わからんだろうし!」
台「そうかな…?まぁいいや!それではよいひと時をお過ごしください!」
部員たちが一斉に立ち上がる。
部員一同「よろしくお願いします!」
♪ 演奏中♪
日(凄い!楽器の一つ一つの音色が身体全体に響き渡ってくる…!これが吹奏楽…!)
パ「ないち~?パラオ決めた!他の部活動見てないけど、パラオ吹奏楽部にする!」
韓「俺も…!」
そして何日かすぎて、とうとう入部となった。
もちろん三人とも入部したのは…
ナチ「よぉきたな!諸君!私は知っての通り部長のナチスだ!」
台「みんなびっくりしてるよ(汗)あ!僕は副部長の台湾です!」
ナチ「では、早速だが楽器紹介からはじめる!じゃ最初はコントラバスから!」
カナ「あいよ~!」
そう言ってカナダさんが前に立った。
カナ「この楽器はコントラバスと言っても…」
(上みたいな感じで楽器紹介しました。)
ナチ「じゃあ、楽器紹介終わったし!楽器選びといきますか!じゃあコントラバス行きたい人!」
パ「はい!はい!」
ナチ「お!じゃあそこの元気な奴行こうか!」
パラオが真っ先に手を挙げた。パラオは一応カナダさんの家の近くに住んでるらしく仲がいいらしい…
私はどうしましょう…
いつの間にか隣にいたはずの韓国までいなかった。
韓国はポーランドさんと仲良く話していた。
ずっと考えていると残りが私一人となってしまった。
ナチ「そこの君!!大丈夫か?」
日「あ!すみません!」
台「日本君?あとね残りがフルートっていう楽器しかないんだけどそれでいい?」
日「はい!お願いします!」
ナチ「じゃあ決まりだな!楽器体験初めていいぞ~」
部員一同とパラオ「はい!」
ナチ「?、そこの元気なちっこいの!今の返事めっちゃよかったぞ!」
パ「ホント?!やった~!」
ホントにパラオは元気だな~、そう思いながらフルートという楽器の先輩のもとへ向かったが、
日「先輩が…いない?」
そこには先輩の姿はなくただ楽器ケースが置かれているだけだった。
台「伝え忘れてた!この部活できたのが3年前らしくて部員が少ないんだって、だから人が足りなくていないパートもあるんだよね…、さ!僕が教えるからそこ座って!」
台湾さんがそういった。一つ頭によぎったことがあった。
それだけが頭によぎったのだ。
そんなことを考えつつも楽器ケースから楽器を出す。
中からは銀色の輝きを放つ細長い棒のようなものが出てきた。
日「これがフルートですか…」
台「そうなのよ!これがフルート!ほかの楽器とは違う吹き方なんだけど…試しに吹いてみるね!」
そういって台湾さんも楽器を出した。でも…
日「確か、台湾さんって…ホルンでしたよね…?」
台「そうだよ!でもフルートも吹いてるんだ!ほかの人もそうだよ!」
そういわれたため私は周りを見てみた。すると、
カナダさんはコントラバスのはずなのにオーボエを、ベラルーシさんは打楽器を、兄さんは…アルトサックス一筋だった。
台「まぁ、皆、人が少ないからこそすごい頑張ってるよ!」
台湾さんが笑顔で言った。
台「ささ!僕らも早く楽器吹き始めよう!時間なくなってきちゃうしね!」
日「はい!」
私は先ほどのパラオと同じくらい(のつもり)で返事をした。
コメント
1件
続きが楽しみです!👍🏻