コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
はい、最近ほんと忙しいというかなんというか…
まぁ、話すこともないので、設定行きますか
設定
インドくんがリョナなお話
(最終、Мリョナになるけどね)
イギリスが博愛主義的…なんだけど…
架空の作品が出てきますが、あんま元ネタとかありません
なんか雑です
ではでは〜ごー!
…まぁ、率直に言わせてもらおう
俺はあるアニメのヒロインが好きだ
そのヒロインは典型的なタイプだけど、精神が幼くて、すぐ泣いちゃって、でも、立ち上がろうとするっていう…めっちゃかわいいことをしてくれる子だ
正直言って、こんなにこの子が好きになるとは思ってなかった
…変な方向で
黒歴史になりそうなものだが、俺はこのヒロインの泣き顔が好きだった
立ち上がろうとするのを挫いてくれる悪役をいつでも待ち望んでいた
立ち上がらせたくなかった、もっと傷つけて、吐いて泣かせたかった
…そんなこんなで、そのヒロインのグッズを買って、カバンに着けたんだ
あんまり、バレないところに着けたんだけどな…
…綺麗にバレた
しかも、一番見られたくない奴に
「ねえ、インド。この子、なんなんです?」
ヒロインのアクキーを指でつまんで、ひらひらとさせながら、こいつが…イギリスが聞いてきた
なんで、紳士ってのはこんなに目敏いんだろうか…
「あんま、人のもん触んなよ…」
絶対からかわれるに決まってる
それなら、落ち着いて対応した方がすぐ、返してもらえる
「…いやですよ。この子が誰か教えてください」
「…魔法少女ヨザツの夜夜中リュー」
「へぇ、分かりにくい名前してますね」
俺の推しを罵るなよ…
…いや、罵ってほしい?
こんな時に罵られたらヒロインは泣くだろう
そのあと、許しを求めて…
「誰かっ、助けてぇっ」
って、言う
それで、仲間が来て、助けに…救済と称して殺して…
それで出てきたパワーで悪役を倒す
そして、ヒロインが生き返る
…それが好きなところだ
「…助けて、ですか」
あ、口に出てたっ?
唐突に助けてなんて言うなんておかしいに決まってるのに…
イギリスがほいっとアクキーを放り投げた
あぁ…痛そう♡
カランカランと音がしたあと、顎を掴まれて、ぐいっとイギリスの方に顔を向けられた
「…なに?」
「いや…あなた、そんなこと言えるんですね」
「はっ?そりゃ、それくらい…」
…そこまで言って思う
こいつに、弱みなんて見せたら…
イギリスの表情が一変したのが見えた
目がとろんとして、頬が赤く染まっている
「いいですよ、救済、してあげます♡」
…嫌な予感がする
「あなたってほんと、いつも偉いですよね♡すごく頑張ってて、細かいところまで目が行って…♡それに、みんなに優しいです♡あんな話し方して照れ隠しなんでしょう?本当はみんながみんな大事で大切に思ってて、素敵です♡」
あぁ、始まった
…こうなるとイギリスは止まらない
それで、同僚がイギリスを敬い出したのをよく知っている
俺だけはああはなりたくないなと思ったものだ
正直言って、こんな博愛主義嫌いだ
今すぐに拒絶するべきだ
「うるせぇ、綺麗事ばっか並べて」
「…綺麗事?いえ、インドはすごいじゃないですか♡照れ隠しは要りませんよ♡素直になれば、とても可愛いんですから♡そこも良いところだと思いますけどね♡」
…どうしようもないかもしれない
同僚らはどうやってこれから逃げたんだか
いや、堕ちきったあとに終わらしてもらえたのか?
…いやだ、いやだ
俺は堕ちない
…もっと趣味を楽しませてくれよ
イギリスの手首を掴んで、顎から手を離させる
そして、だっと駆け出して逃げた
「あ、待ってください、インド…」
そんな声聞こえたけど、知らなかった
あんな囁き、頭がおかしくなりそうだ
…ああいうのを神様って呼んで、崇めるんだ
…そんなのもうこりごりだ
もう自由になりたいんだ
…しばらくして家についた
もう、あのカバンも、仕事もしらない
…ふとテレビをつけると、丁度そのアニメがやっていた
今回も、すぐに悪役が出てきて、ヒロインが追い詰められる
…あれ?
「ぁ゙っ…ぃだっ…」
自分の声とヒロインの声が重なる
なんか、痛い
アニメで映ってるように、お腹を圧迫されてる感じがする
ヒロインに、同情してるのかもしれない
でも、なぜか…気持ちよかった
「ぅ゙…♡やだ、やめっ…♡♡」
マネしてる感覚が?共有してるような感覚が?…どっちでもいい
ただ、気持ちよくて、これこそ、頭がおかしくなりそうだった
「っ…誰かぁっ♡…助け、てっ♡」
アニメから聞こえくるザシュッて音と同時に、意識が暗転した
心音がドクドク脈打ってるのを聞きながら、快楽を感じていた
…ヒロインって、こんな気持ちだったんだ
「…きもちよ…っ♡♡」