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ビターとハチミツ

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ビターとハチミツ

41 - 41 絶望を知っている

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2023年03月31日

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C組の夏目が授業中に倒れたらしい。

どこからか聴こえた話に、弾かれたように身体が動いた。

保健室に入るとベッドから起き上がろうとする樹くんに駆け寄り、制服のシャツをたくし上げた。

目に飛び込んできたのは、腰の辺りにまで広がる大きな青痣。

ゆっくりとそこに触れると樹くんは痛みに耐えるように顔を歪めた。

「……ッ……先生呼んでくる」

「立花、ダメだ……。やめてくれ」

「でも……これじゃあ樹くんが、」

「俺は大丈夫だから。お願い……。誰にも言わないで。母さんには、あの男が必要なんだッ……」

「……ッ……」

「俺はもう、独りにはなりたくない」

そう呟いた樹くんの後を追って、午後の授業を受けずに学校を出た。

初めて学校をサボってしまった罪悪感はあったものの、樹くんを1人で帰すなんて出来なくて、ただ黙ったまま、樹くんの隣を歩く。

「……」

「ありがとう」

ありがとうって何*******

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