朝比奈母(…これが、『ニーゴ』のチャット。ね。この、『雪』と言うのがまふゆの名前ね…きっと。…『K…?』この人がこのグループのリーダーみたいね…。)
カチカチっ…。
『こんにちわ。私は朝比奈まふゆの母です。貴方がKさんですか?折り合った話で悪いのですが、まふゆの活動について会って話をしたいので日付等会う日があったら教えてください。』
K 『では、明日の10時に駅前で待ち合わせでお願いします。』
朝比奈母(これで良いわね。…まさか、紫音のパソコンでやりとりしていた。なんてね。気がつかないとでも思ってたのかしら。…大丈夫よ。まふゆ。お母さんが『守る』からね。)
まふゆ&紫音 「ただいま。お母さん。」
朝比奈母 「お帰りなさい2人共。おやつがあるから手を洗ってらっしゃい。」
まふゆ (なんか今日のお母さん,様子が変…)
紫音 (…何かあったのかな)
朝比奈母 「そうだ。2人共。明日お母さん,少し家に居ないから。ご飯は2人で食べてね。」
2人 「分かった。」
奏 「お待たせして済みません。私が『K』です。」
朝比奈母 「いいえ、待ってないわ。ここでは何だし、私の行きつけの『静かなカフェ』に行きましょう。」
奏 「はい。」
朝比奈母 「早速だけれど、今後一切『まふゆと関わらないで』くれるかしら?」
奏 「…!」
朝比奈母 「まふゆはね、今とっても大事な時期なの。分かるわよね?『医者になる為に受験勉強を必死に』やっているの。そんな中、『音楽なんてくだらない物』やってる暇はないの。」
奏 「…それは、まふゆの『本心』ですか?まふゆは、『本当に本心で』言ったんですか?」
朝比奈母 「そんな事聞かなくてもわかるわよ。私はまふゆの母なのよ?あの子の事なら『何でも』分かるわよ。」
奏(嗚呼、まふゆは。ずっと、ずっとこんな感じだったんだな。…この人と話してると、耳の奥が、『心の奥が冷たいー。』まふゆは、何としても私が守らないと…!)
奏 「あの、言いたいことは分かりました。でも、私たちと関わらないようにするか、それは『まふゆ自身が決めること。』ですよね。私たちが決して、本人がいない所で『決めて良い筈が無い!!!』」
朝比奈母 「…そう。貴方の気持ちは分かったわ。…今日はもう遅いわ。帰りましょう。『貴方の家族も』心配してる筈だわ。」
奏 「…そうですね。」
奏(…あの人は…あの人はー…まふゆを、傷付けるだけの存在だ…早く、早く、離れさせないとー…。)
まふゆ 「…!!これ…はー…」
コメント
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えめっちゃ続き気になります…🫶