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高校一年生・仮名:Mさん
クラスで意見を言う場面になると、頭が真っ白になってしまいます。
「間違ってたらどうしよう」「笑われるかも」って思うと、声が出なくなるんです。
本当は自分の考えもあるのに、結局「同じです」とか「わかりません」で終わらせてしまって。
こんな自分が情けないです。
遥
「……あー、それ、めっちゃ共感する。
オレも昔は、“なんか言わなきゃ”って焦って、頭ん中ぐちゃぐちゃになってた」
蓮司
「自分の意見を言うって、勇気いるよね。
でも“意見=正解”じゃなくていいんだと思う。
みんなで出し合って、そこから形にしていくもんだから」
日下部
「……“言えない”って思う時点で、Mさんはちゃんと考えてるんだよな。
何も感じてない人は、“言えない”って悩みにすらならないから」
遥
「しかもさ、“同じです”とか“わかりません”って答えるのも、実は一つの意見なんだよな。
“今はうまく言葉にできない”ってサインになってるわけだし」
蓮司
「そうそう。大事なのは“ゼロじゃない”ってこと。
小さな一言でも、それが積み重なればちゃんと自分の声になる」
日下部
「……情けないなんて思わなくていい。
声に出せないときも、考えてる自分は消えてない。
その“考えてる時間”だって、ちゃんと意味があるから」
🗝 三人からのことば
遥:
「“言えない”のも自分。そこから少しずつでいいんだ」
蓮司:
「意見は正解じゃなくていい。小さな一言から始めれば十分」
日下部:
「声に出せないときも、考えてる自分は確かにいる。その存在を大事にしてほしい」