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僕は数日かけてカズヤさんとeveを運んだ。僕一人で運んだわけではなく、鈴原教授と一緒にだ。鈴原教授もずっと秘密にしていたことを石田夫妻に謝りたいと思ったのだろう。


そして石田夫妻とカズヤさんが再会を果たすことができた。邦人さんは笑いながらカズヤさんに話しかけていた。


「親より先に行くのは1番の親不孝だぞ。でももうすぐ俺たちもそっちへいくから、もう少しだけ待っていてくれ。」


美里さんも涙を流しながらカズヤさんの顔を撫でていた。そしてカズヤさんの身体はeveと一緒に火葬された。


僕の旅はこれで終わった。僕は石田夫妻のシェルターで二人が亡くなるまでそばにいることにした。僕はカズヤさんではないけれど、カズヤの記憶を持っているので、二人にとってカズヤさんの代わりになれると思ったからだ。

そして数週間に一度鈴原教授のシェルターでロボットの研究を手伝うことにした。鈴原教授はこの世界で人間達が外で暮らせるようにするためのロボット開発を行なっているらしい。僕にとってこれが新たな使命だ。


遠い未来かもしれないが、カズヤさんが夢見た世界が実現することを僕は祈りながら僕は今を生きる。


シェルター 〜A Journey of Weaving Emotions〜

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