センズ校内にて。
長い長い廊下を歩き、私達は参加してくれる生徒がいる教室まで向かっていた。
雛咲「鬼花以外誰も知らないからな、少し不安だ。」
向かっている時に言った雛咲のあの言葉が今も頭に残ってる。私はその意味は全然わからなかった。
この生徒達は私達の味方、何も心配することないと言いたかった。
しかし、雛咲の真剣な顔を見てそれを言うのを渋った。
教室内。
私は教室のドアを開け、そこの中に入った。
キキ「こんにちは、皆。」
私は中を見て驚いた、資料にいた生徒の数は6人。でも、教室の中には生徒が7人いた。
雛咲「数が違うぞ?また鬼花のうつけぶりが発動されたか?」
鬼花「なんで何でもかんでも私のせいにするんだ!?」
鬼花ちゃんはとても不満そうな顔をしていた。それを気にせず、雛咲は7人目の生徒に話しかけた。
雛咲「君、名前は?」
緑染「僕は緑染琉斗、堕天使だよ。」
雛咲と琉斗は握手を交わし、お互い「よろしく」と言った。
その後私達はスケジュール通り、国が支給してくれた車に乗ってお城に向かった。
城内
雛咲「君たち生徒は王との交流がある、俺とキキネは別の仕事で案内できないから代わりに陽丸に任せる。」
キキ「じゃあね。」
私と雛咲は次の仕事の為に軍事倉庫へ行った。
軍事倉庫
軍事倉庫では魔法の杖、銃、剣などが入っている。
さらにはパンジャドラムという車輪型の爆弾もある。
私達がやる事は武器の点検と生徒7人と相性が良い武器選び。
資料を見て、種族的な特徴や能力によって選ぶ必要があるのでとても難しい。
雛咲「さっさとやろう。時間は金なりと言うだろ。」
キキ「うんわかった。」
私達が仕事に取り掛かろうとしたその時だった。
「バーン」と大きな爆発音が聞こえた。
雛咲「何事だ!?」
雛咲はトランシーバーを取り出し連絡をとった。トランシーバーからは兵士さんの声が聞こえた。
兵士「大変です!雛咲大佐。陸軍士官学校にて爆発音とともに敵が侵入しました!今、我々が…」
兵士さんが何かを言おうとしていた時、不自然に途切れてしまった。
不安と緊張が走る中、雛咲は走り出した。その方向は陸軍士官学校がある所だ。
いくら雛咲が不死といえ、心配だった私は急いで雛咲の後を追った。
キキ(一体何が、生徒達は大丈夫かな)
私は心の中でそう思いながら、ひたすら走った。
キャラクター紹介
※雛咲さんの作者さんには許可を取っていないので紹介ができませんご了承ください
キキネ
種族:霊集怪(幽霊が集まって生まれる種族、
人型の生物を食べるとその姿になれるが、血を浴び続けなければ、維持ができない。)
能力:なし
年齢:不明(少なくとも紀元前には生まれている)
詳細:キキネは6名の殺人鬼をモデルにして作られています。そのほとんどがアメリカやヨーロッパ(近代・中世)からきています。ドM・ストーカー属性も、血を浴びるのも全て元ネタがあります。是非調べてください。
作者:一次創作参加型と二次創作の小説(当アカウント)
詳細:名前の通り一次創作参加型小説と二次創作小説を書いています。
(投稿の数は一次創作>二次創作)
それぞれのオリジナルキャラクターには何かしら歴史偉人が元ネタになってます。
是非考えてくれると嬉しいです。
緑染琉斗(みどり ると)
種族:堕天使(罪を犯して、堕落した天使の事【Wikipediaの説明を簡潔に説明したものです】)
能力:ジャッジメント(殺意・憎悪の多さを測る(見る)事が出来る。また、その気を吸収する事も出来るという。)
年齢:不明(見た目は16歳)
詳細:空気を読むことが苦手とする不思議ちゃんのイメージが強い。しかし、戦闘能力において一流今後の展開次第では今作最強候補になる事間違いなし。(そもそも天使はここ(当アカウント)では神と同じぐらい神聖で強いため)
作者:りゅーし様
詳細:この人は参加型小説と二次創作小説を作られている方です。
二次創作小説に関しては見た事がないジャンルだったので詳しくは紹介できませんが、実況者系(nmmn)を中心に投稿しています。参加型小説は今現在(11月30日時点)では2作品あり、どれも今は参加を締め切りになってしまってます。もし、機会があれば私も参加したいと思ってます。
最後に
今回も見てくれてありがとうございます。
感想を聞かせてくれると、活動の励みになります。
最近は体調を崩す事も多くなっております、皆様もお気おつけください。
コメント
4件
一体何が起こったんでしょうか…•́ω•̀)? 不死とも言えど致命傷負ったらダウンするんだからどうか気をつけて……