えもえもえーもえもを書いてみました
割と短い いつもとテイストが違う可能性
とある夏休みに
男の子が昼過ぎに出かけます
その日もいつもと同じ公園に行きました。
でも、その公園はなんだか少し不思議です
人が誰もいません。男の子は人を探して
広い公園を歩き回っていると、
1人だけ人を見つけました。
その人はふわふわのスカートに
サラサラの白髪の美しい女性です。
男の子がその女に見とれていると、
女は男の子の方に振り向いて
男の子に微笑みました。
「君はここで何をしてるの?」
女が聞きます。
「僕ね、いつも通り遊びに来たのに
公園に友達が一人もいないの!」
「そっか。じゃあ、お姉さんと遊ぼうか。」
そう言って女と遊ぶことになりました
女と遊ぶのはとても楽しく、時間が
あっという間にすぎていきます。
気がつくと男の子は女に
「あ、もうこんな時間だ!早く
帰らないと、お母さんに怒られちゃう!
お姉ちゃん、また遊ぼうね!」
と言って、急いで自転車をこいで
家に帰りました。
女はその間、1度も口を開けずに
ただ目を細めて少し不気味な
笑顔で笑っています。
男の子はそのことに全く気が
付かないまま、家に着きました。
「ただいまー。」
と言って玄関のドアを開けました。
するとお母さんが
「あんたどこ行ってたの!!
心配したんだからね!!!」と、
泣きながら言いました。
これを男の子は全く理解出来ず、
少し不思議な気持ちのまま夜になり、
布団の中で楽しかったことを
思い出そうとします。
ですが不思議なことに、女と遊んだ
記憶どころか、女の容姿すら
忘れてしまいました。
「えっと、遊びにいったのは…
8月3日で、いまは…8月9日…?
あれ、僕は…….今まで、
なにしてたんだろ、…」
ここまでしか思いつかん
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