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「想定より早く再会できましたね、ユリアス王子。期待には応えられていますか?」
俺は王都のユリアス王子が保有する別邸で、ユリアス王子に対して丁重な礼をする。
「噂通りの人間だね、ジョー・アルヴィアン侯爵代理。」
ユリアス王子はいつものようにどことなく気だるげな声をしていて、かつ嬉しそうに俺を出迎える。
「さて、私は帰らせてもらう。」
そうファレル先生は言って、建物から出ようとする。
「ファレル先生、何かユリアス王子に話すことがあったのでは?」
俺はそう首を傾げてたずねる。
「そのはずだったが、昔からユリアス王子がジョー・アルヴィアンと機会があれば内密に話したいと言っていたからな、それは延期だ。それでは幸運を、ジョー・アルヴィアン。」