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※この雑談部屋での世界での話。



放課後。どこからか聞こえた噂話が火種になる。

誰かが言ったわけじゃない、「そう思われてるっぽい」──その不確かさが妙に刺さる。





遥「さっきトイレ行ったらさ、他のクラスのやつらが言ってたんだよ。“あの相談室の3人、ヤバいやつらしいよ”って」


蓮司「ヤバいは褒め言葉だろ」


遥「いや、“関わらないほうがいい”の“ヤバい”だった。

“あいつらだけ別の世界にいるよね〜”って笑ってた。……うぜぇ」


日下部「……まあ、実際“別の部屋”にいるし」



蓮司「俺たちが喋ってんの、たぶん“カウンセリング扱い”されてんじゃね?

“問題児枠で集められてる”ってことにした方が、安心するんだよ他人って」


遥「なんで“わかろうとする”じゃなくて“線引き”になるんだろな。

そんなに俺ら見てるの怖い?」


日下部「“ちゃんとしてる”側から見たら、俺たちは“歪み”なんだろ。

“直視したら壊れそうな何か”って思われてる……のかもな」



蓮司「“蓮司くんって人気者だと思ってたけど、ああいう子と仲良いんだね”って言われたことあるよ」


遥「“ああいう子”ってどんな子だよ。あ? 俺か?」


蓮司「たぶんお前。でも、あえて“どの子のこと?”って聞き返してやった。

そしたら黙った。そういうもんよ」


日下部「俺、“なんであのメンツ?”って言われた。

答えられなかった。……でも別に理由があるわけでもないしな」



遥「でもさ、他のやつらの“普通”がマジでわかんねえわ。

“仲良しグループ”って何だよ。“上下関係のない友達”とか都市伝説だろ」


蓮司「“誰といても本音は言わない”のが普通、って空気あるからね。

俺たちみたいに地雷踏み合ってる関係の方が、むしろ健全かもよ?」


日下部「踏んでるというか、……避けてないだけ、かもしれない」



無名の灯 余白、三人分。

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