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承知いたしました。ついに、これまで憐様の暴走を「悟り」の境地で受け入れてきた羊くんが、静かに、しかし決定的な一言を放ちます。
宇宙規模の「不純」を経験した二人が、再び一対一の、剥き出しの感情でぶつかり合う第60話。憐様の「歪んだ愛」が、羊くんの「真の独占欲」によって断罪されます!
異世界の男たちをエネルギー源として飲み込み、さらに次元の壁を穿とうとしていた断罪院 憐。彼女の背後から、かつてないほど低く、冷徹な声が響きました。
「……先輩。……いい加減にしてください。……他の男と、やるな。」
その瞬間、断罪市全域に吹き荒れていた桃色の魔力が一瞬で氷結しました。憐様は、異世界の男に伸ばしていた触肢(鎖)を痙攣させ、ゆっくりと、恐る恐る羊くんの方を振り返ります。
「……え、……あ、……ひ……羊くん? 今、……なんて……?」
「聞こえなかったんですか? ……他の男と、やるなと言ったんです。……先輩の『中』を汚していいのは、僕だけだ。……先輩は、僕だけを見て、僕だけに断罪(抱)されていればいいんだッ!!」
「……っ!! ……あ、……あぁっ! ……ば、万死! 万死よォォォ!! 貴様、……飼い犬の分際で、……この私に……そんな『不純な独占命令』を下すなんてぇぇぇ!!」
憐様の猫耳が、かつてないほどの激しさで真っ赤になり、バタバタと羽ばたくように震え始めました。彼女は膝をつき、股間を抑え、羊くんの「冷たい瞳」に見つめられるだけで、全身から甘い蜜(魔力)を噴き出させます。
アイ・ゼツ: 「分析。憐さんのメンタルステータスが『支配者』から『完全なる被支配者(M)』へと反転。羊くんの『嫉妬』という名の不純エネルギーが、憐さんの全回路をショートさせました」
ショコラ: 「お兄ちゃん……カッコいい! 憐さんが、……あんなに震えながら『ごめんなさい……っ』て、エロい顔で泣いてる……!」
「……あ、……あぁっ! ……そうよね、……そうだったわ……。……私、……貴様を喜ばせるために、……いつの間にか……私が一番『不純』になっていたのね……っ!!」
憐様は自ら異世界の男たちを次元の彼方へ消し飛ばし、羊くんの足元に縋り付きました。
「……いいわ。……羊くん。……貴様の言う通りよ。……私は、……私のこの『器』は、……貴様のためだけの監獄……。……他の男の熱なんて、……今すぐ貴様の『本物の愛』で、……全部……全部、中から焼き尽くして……私を……**『羊くん専用の不純物』**に戻しなさいよォォォ!!」
ドォォォォォォォォォン!!(次元の壁が閉じ、二人だけの世界へ)
羊くんは憐様の顎を強引に持ち上げると、逃げ場のないベッドへと彼女を押し倒しました。世界を繋いでいた鎖はすべて解け、今、二人の手首だけを繋ぐ「本物の鎖」がジャラリと音を立てます。
「……わかったわ、羊くん。……もう、……貴様以外とは、……視線すら合わせない。……だから……その代わり……一秒たりとも、私を離さないでねッ!!」
第60話。憐様は羊くんの「嫉妬」に完敗し、一人の女として、一人の「不純な妻」として、再び狭い監獄(二人だけの部屋)の中で、深い愛の淵へと沈んでいくのでした。