想い合い

涼太「　　た　　しょ　た　　」

翔太「どした　涼太？」

腕の中にいる涼太が呼んでる

薄目を開けて確認するけど

どうやら寝言っぽい

あぁ　涼太　ごめん不安だったよな

涼太を抱きよせて胸の中に収める

翔太「····　起きてる？」

涼太「翔太　翔太　好き　」

真っ直ぐ好きと伝えてくれる

翔太「涼太　不安にさせてごめん」

涼太「しょ　た　？」

翔太「愛してるよ」

こんな可愛い姿見てると

またやりたいなんて

口が裂けても言えない

それ目当てで愛してるって言ったみたいになんのやだし

勘違いされんのは勘弁して欲しいんだけど

涼太のぷるんとした唇

涼太のうっとりした水分多めのうるうるお目々

その

色々がまんするのが辛いのはたしかで

涼太「翔太　　あの　」

翔太「ん　涼太どした？」

涼太「しょたの　ほしい　だめ？」

翔太「せっかく我慢したのに」

涼太「え？　　その　」

翔太「おれの　涼太　」

涼太「翔太？　　　」

翔太「ごめん　ホントにごめん　涼太　涼太」

涼太「ん　翔太　好き　」

翔太「涼太好きだよ　涼太　愛してる」

涼太の不安が消えるなんて思わないけど

なんども伝えたい

愛してる　ごめん

翔太「涼太　送って行くから」

涼太「大丈夫だよ」

翔太「今日はだれとラジオだった？」

涼太「目黒だよ」

翔太の眉間が険しくなる

涼太「翔太？」

翔太「涼太　やだ　行くな　目黒と一緒なんて」

涼太「仕事だよ　それに」

翔太「？」

涼太「目黒好きな人いるから」

翔太「え？　え　だれ　涼太？涼太」

涼太の手を強く握る

涼太「もう　落ち着いて！」

翔太の耳元こそっと目黒の想い人の名前をだす

翔太「そうなのか　それは　それで」

涼太「ふふ　相手も満更じゃないから」

翔太「先輩後輩だからなぁ」

涼太「翔太　あの　ご飯」

翔太「食べる　涼太のご飯食べたい」

涼太「明日は」

翔太「オフだ」

涼太「おれもだ」

翔太「明日　車出すから買い出し行こう」

涼太「いーの？　うれしい」

翔太「今日も送る」

涼太「大丈夫だよ　明日楽しみにしてるね」

涼太は翔太のほっぺにキスをすると

仕事に向かう

玄関まで翔太は追いかける

涼太「どしたの？」

翔太「帰り迎えにくるから」

涼太「だから　大丈夫」

翔太「やだ　迎えくる」

涼太「ありがと」

次に会ったみんなが涼太がちょっと元気になったのをみて安心する

メンバー（翔太　舘さん泣かせんな）

じゃないと奪うぞ

この中にも涼太を狙ってるメンバーいるに決まってる（可愛いから）