瑞希 「取られたって…大丈夫なの…?」
まふゆ 「…一応,携帯はまだ有るし…。パソコンは…紫音が持ってるから…。」
絵名 「ねえ?まふゆ…おかしいよ。アンタの母親…。普通の親は、『そこまで』やらないよ。」
まふゆ 「…おかしい…,のかな…」
瑞希 「絶対おかしいよ!ねえまふゆ??少しは『反抗』してみたら…?」
まふゆ 「出来ない…っ…。」
奏 「それはどうして??」
まふゆ 「怖い…の…!」
ー幼少期ー
まふゆ 「お母さん!ありがとう!遊園地に連れてきてくれて!」
朝比奈母 「ふふ。あんまりはしゃぎ過ぎないのよ?それに『お母さんから絶対に』離れないでね?迷子になると大変だから。」
まふゆ 「はーい!」
プルルルル…プルルルル…
まふゆ 「あ!!うさぎさん!ねえお母さん!うさぎさんがいるよ!」
朝比奈母 「ちょっと待ってちょうだいね…?お父さんから電話…まふゆ、お母さんちょっと電話してくるから『ここから離れないでね?』すぐに電話終わらせてくるからね。」
まふゆ 「はーい。」
まふゆ(お母さん遅いなぁ…。うさぎさん…どこか行っちゃうよ…。そうだ!少しくらいなら…良い…よね?)
まふゆ(良かった!うさぎさんに『風船』もらえた…!!早くお母さんのところにー…あれ…?ここ…どこ…???)
係の人 「ねえ?君?お母さんかお父さんはいないの?」
まふゆ 「あっ…えっと…」
朝比奈母 「まふゆっ!!!」
係の人 「お母さん来たみたいだね!じゃあお兄さんは行くね!」
朝比奈母 「まふゆ!どこに行ってたの?!心配したのよ??」
まふゆ 「ごめんなさい…お母さん…」
朝比奈母 「ねえ?まふゆ?どうして『お母さんとの約束』破ったの??」
まふゆ 「えっと…」
朝比奈母 「心配したのよ?!いつからそんな『悪い子』になったの!」
まふゆ 「…!!ごめんなさい…っ…。お母さんっ…私…『良い子』になるから…。怒らないで…っ…。」
朝比奈母 「ごめんなさい。少し強く言いすぎたわね。でも分かってちゃうだい?お母さんは『まふゆのことが心配』だから言ってるのよ?」
まふゆ 「ごめんなさい…。」
瑞希 「そんな事が…。」
絵名 「そんなのって…!」
奏 「…だから、だからまふゆは、優等生のふりしてるの?」
まふゆ 「…。」
奏 「まふゆは、どうしたい??」
まふゆ 「私…私…は………。」
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