TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「今日もサボるの?みんな頑張ってるのに。」


私は菜緒(なお)、中学1年生だ。


私のクラスには絆という毎日体育や合唱祭

などの、自分の嫌な授業の時間になった時に

早退する、毎日サボり続ける嫌われ者がいる。


みんな絆を嫌って避けている。


何故かって?自分の嫌いな授業だけ休んで楽する奴と、みんな関わりたくないから。


「だよね。私達は嫌でもクラスのために、合唱祭というイベントの練習に一生懸命取り組んでるのに…。」


私の右隣にいる夢月(ゆづき)という友達が言う。


「帰った後家でゲームでもしてるんじゃない?」


私の左隣にいる瀬奈(せな)という友達がクスッと笑いながら発言する。


私達は私、夢月、瀬奈、絆の4人で、行動したり遊びに行ったり、毎日仲良く学校生活を送っていた。


前まではね。


私は絆の行動が我慢できなくてこのようにみんなに提案した。


「もうさ、絆抜きで遊びに行ったりしない?。私もう絆の行動に我慢できないよ。」


瀬奈が言う。


「私も。絆の行動にうんざりだよ。」


「私も賛成ー!」


夢月が発言した。


やっぱり、みんな同じ思いだった。


絆。あなたが悪いんだからね?反省しな。


ーーーーーーーー次の日ーーーーーーーーーーー


絆が登校してきた。


「みんなおはよう!」


何も知らない絆が明るく挨拶する。


私達はそれを無視して話を続ける事にした。


「そう!それでさ〜?酷く叱られちゃったの!」


「それは菜緒が悪いでしょ〜!」


「まあまあ、菜緒も悪気なかったんだもんねー?」


「そうそう!だから仕方ないよね。」


「あれ、みんなー?おはよう!」


絆がまた挨拶してきた。


このまま無視し続けるのはいじめだと思われるので場所を変えるように私は言う。


「ねえ、私鏡見に行きたいからトイレ行こー!」


「私も見に行くー!」


「私もー!」


絆、落ち込むだろうな。


そう思っていた次の瞬間


「ねえ、何で無視するの?理由があるなら直接言ってくれない?」


まさかの嫌な気持ちになったりせずに、理由を尋ねてきた。


私達が困っていると、夢月が言った。


「だって絆さ?いつも自分の嫌いな授業だけ休んでサボってるじゃん!?みんなその行動にうんざりしてるんだよ!」


絆は少し間を置いてから口を開けた。


「それは、たまたま同じ授業の時に早退してただけ。毎日早退してる理由は…私毎日通院しててさ。それで通院の理由は言えないけど、早退していたんだ。」


私達は絆の事情を初めて聞いた。


「ごめん、絆…私達その事情も何も知らずに、絆が嫌な思いする事を続けて…。」


私は罪悪感を感じ胸が苦しくなった。


「私も、ごめん…」


夢月は悲しげな表情で謝罪した。


「ごめん、私達間違ってたよ。」


瀬奈も夢月に続き謝罪した。


「大丈夫だよ。私の方こそ、ごめん。」


私達は誤解を解いて、また前みたいに仲良く学校生活を送るのでした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今回の話しでは何故このような誤解が生まれたのか、何故このような事件が起きたのでしょうか。


答えは多数あります。


考えてみてください!


閲覧ありがとうございました!


5分間で道徳心を身につけよう!

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

39

コメント

3

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚