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俺が水戸のプロジェクトに参画して、早一週間が経とうとしていた。
言い換えれば、水戸が俺を好きだと告げてから、それだけの時間が経とうとしている。
どれ程にやり難いだろうと思ったが、実際には何もない。
最初からそんなものなどなかったかのように、互いにあの告白については触れない。
水戸は仕事には一切の私情を挟まず、俺を見つめる視線一つ確実に操ってみせた。
驚く程に、器用で、気丈だ。
対して俺も、同期としての距離感で接する。
リーダーとして仕切る水戸は敏腕で、学ぶことは決して少なくない。
やりがいを感じられている。
しかし、プロジェクトにのめり込むあまり、一つの問題が発生している。
「……最近、瑞希に会ってないな……」
もう三日は顔を見ていない。
落ち着かない。
彼女が隣にいないことが。
「……それは、暗に連れ回している私＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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