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お久しぶりです☺️
久しぶり過ぎて下手ですがどうぞ👍🏻
☃️ BL
💛💜
一般人パロ
ーー
「 じゃあ!解散って事で! 」
飲み会帰り、各々が各々帰っていく中、
俺は駅とは真逆のスーパーへと向かっていた。
「あれ、ふっか。駅そっちじゃなくないよ」
「ん、あぁ照?」
こいつは隣の部署の岩本照。
まあ、普通に仕事をしていれば俺の部署とは関わることの無い部署なのだが…
照だけは違う。
「あ、もしかしてスーパーだったりする?」
「そう。だからお前は先帰っとけ。」
こんな言葉、普通同居してないとでない言葉なのに、当たり前のように出てくる俺の口が信じられない。
でもまあ、こいつも諦めただろ。
「じゃ、また。」
「え、待って。俺も行く。」
いつもこんな様子。
俺が仕事終わりでも何でも、どこへ行こうとも照は俺に着いてこようとする。
残業時だってそう。
「深澤さん、残業頼める?」
「ああ行けますよ。どれやります?」
「助かったぁ。これ、よろしく。これはーーで、」
「ふぅ〜、終わったぁ。」
「お疲れ様で〜す」
「うお?!お、お前どっから出てきてんだよ…」
「普通に隣のデスク座ってたけど」
「…ったくなぁ」
当たり前のように残業している俺を待つし、待たれようとする。
ある日も、照から連絡が来ていたので確認してみたら
「今日残業なので俺の横いてください。」
とか何とか送られて来ていた。
面倒なので用事があると断りを入れたら、怒られた。それはもうこっぴどく。
そっちのほうがめんどくさかったので渋々待っているが、それもまた面倒。
「…お前さ、ボディーガードでもしてるつもりなの?」
「別に俺男だし、弱くは無いし、護ってもらうような奴じゃねぇよ?(わら」
「んー、そういう訳では無いけどね。」
「はぐらかすなよ。ちゃんと言えって。」
そう言った途端、悲しそうな顔を見せた後顔を沈めて1歩、また1歩とこっちへと向かってくる。
なんだと困惑している間もゆっくりと近付いてくる。
「ふっかって、人の心読むの苦手だよね。」
「え?」
「俺がふっかを弱いやつだと思ってる?」
「俺はふっかのことを理解してないと思ってる?」
「ふっかにとって俺は、ボディーガードだって?」
「ひ、照っ…ちょっとここは…」
突然、真剣な顔をしながら大声を上げて怒鳴ってきた。
照のこんな声を聞いたのは初めてだ。
…いつも優しくて俺を守ってくれる穏やかな彼の声しか聞いたことないのに。
手を引かれ、人目のつかないような場所へと走った。
半ば強制だが、何の話をするのだろうか。
「…でだけど、ふっかはさ、俺がふっかに示してる気持ち…理解してるの? 」
そう言う照の顔は、悲しそうで、その上でまた怒ってるようで、感情がまるで分からない。…例えるならば、モナリザ?
モナリザのように、怒ってるようにも見えるし、悲しそうにも見える。
でも照は、そう見える訳じゃなくて、心からの怒りと悲しみなような気がする。
「照が俺に示してる気持ちは、 よくわかんねぇけど…」
「照が思ってるより俺は、弱くないよ?」
「こんなガリガリな体型だけど筋肉はあるし。食ってるし。弱く見えるかもしれないけど、照には劣るかもしれないけど、成人男性並には力はある。」
「だから安心して欲しい。」
俺ができる限りの言葉を精一杯伝えた。
でも、「そうじゃない」とキッパリ言われ、無残に散った。
「そもそも俺は、ふっかを「まもりたい」って気持ちだけでいつもついてまわってる訳じゃないんだよ」
「え」
「ふっかの体が強いのは知ってる。よく食べるのも、筋肉があるのも分かってる。」
「……でも、いつも笑顔で弱い所を見せないから、心配で。」
「いや、あの…?」
「怒ってる姿も、悲しんでる姿も…なにも分からない。」
「でもいつも笑顔で、明るくて、話上手。」
「元々ふっかにはその2つが備わってないみたいに…見えない。」
「……」
「 ねえ、無理してない? 」 ーー
ーー 言われてみればそう。
俺は確かに喜怒哀楽の「哀」と「怒」から逃げていた。
何故ってそりゃあ…哀も怒も見せなければみんなが「喜楽」で過ごせるから。
そう思ってたんだけどね。
照にはそれが「恐」になってたみたい。
この世界の4大感情が「喜怒哀楽」なのは聞いたことあるだろうか。
「喜び、怒り、哀しみ、楽しみ」
主な感情はこうであるが、皆、この感情だけは抑えきれないものもある。
そこから分岐していき、様々な感情に続いて行く。
そこで、5大感情、6大感情、7大感情…と大きくなっていく訳だ。
とある研究にて、人間には以下の27種類の感情があるとされた。
「敬服、崇拝、称賛、娯楽、焦慮、畏敬、当惑、飽きる、冷静、困惑、渇望、嫌悪、苦しみの共感、夢中、嫉妬、興奮、恐れ、痛恨、面白さ、喜び、懐旧、ロマンチック、悲しみ、好感、性欲、同情、満足 」
人によっては「これも」「あれも」などと出てくるだろうが、研究の結果はこれだ。
ちなみに、5大感情では喜怒哀楽、そして恐れだ。
それが照に感じている感情。
「まさか恐れられるとは、想定外だなぁ(わら」
「…ふっかは、どんな風に考えてたの?」
「俺はみんなが「喜楽」で居れればいいとおもってた。 」
「ただ、照は俺が「哀怒」を見せなかったせいで「恐れ」を感じてしまった。……って感じ?(わら」
「……また」
「……あーっ、なんでこう…なにもかも上手くいかないのかなぁ…?(わら」
照に抱きしめられ、ようやく守られてる実感が湧いた。
これが照の言ってた「守り」なんだなってのが分かる。
「ふっか、今日は家おいでよ。いっぱい愚痴って。」
「愚痴聞くのは得意だからさ(笑」
「…うん、愚痴らせてもらうよ。」
照のこの笑顔をみて、なんて「ロマンチック」なんだろうと感じた。
ーー
省編集の長さではなーい!!
省編集ってなんかこう、500~1500文字ぐらいのものを想定してたんだけど😵💫
これじゃあほぼ3000文字じゃあないか😇
久々の投稿で省編集だなんて申し訳ないと思ったけど、これはほぼ短編なので…OK?(よくはない)
まあ、要は、 感情って素晴らしいものですよね!!
自分の思っていることを長々話さずとも単語一つで伝わる!!
楽ちん楽ちん^^
ということで、お久しぶりでした!
次回の投稿もまた飽きそうですが、モチベが回復するまでもう暫くお待ちくださいませ😽🎶
無理やり終わらせたせいで意味不明で申し訳😵💫
コメント
6件
満足感のある1話でした! やっぱり美香さんは書くのが上手すぎます!夫婦最高!💛💜
すっごい深い話書くじゃん!!
さすが夫婦なんだね😊💛💜