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しばらくして。
🧡「……ありがと。もう大丈夫」
ゆっくり立ち上がる。
🖤「……無理すんなよ」
小さく呟く。
向井はそのままコートへ戻っていく。
背中が、少しだけ寂しそうに見えた。
💙「悪いな、向井。マジで大丈夫か?」
🧡「ふん!!」
🧡「心配ご無用!!!」
無理に明るい声。
🖤「ほんと…調子狂う」
──────────────
昼休み。
目黒と渡辺は二人で弁当を広げていた。
💙「向井のやつ、大人しくなったらしいな」
🖤「……うん」
💙「よかったじゃん。うるさいやつが消えて」
🖤「まぁ……」
歯切れが悪い。
💙「なぁ目黒」
💙「ほんとは、寂しいんじゃねぇの?」
🖤「は?」
💙「押してダメなら引いてみろ、作戦とか?」
🖤「あいつは……そんな器用じゃない」
💙「向井、深澤とよくいるらしいな」
💙「取られたりしてな」
🖤「……別に、どうでもいい」
そう言いながら、
箸を持つ手が止まっている。
💙(はぁ……)
💙(素直になれっての)
渡辺は、心の中でため息をついた。
──────────────
目黒Side
最近。
向井が一人でいるのを見ると、
なぜか、話しかけたくなる。
でも…
何を言えばいい?
今まで、向こうから来るのが当たり前だった。
自分から行くなんて、考えたこともなかった。
目が合わない。
会話もない。
……静かすぎる。
🖤(…なんでだよ)
胸の奥に、じわっと広がる感覚。
これって
もしかして……?
つづく。