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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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最終回

お!まだ遊び相手がいたのね!今日は暇しなくていいわぁ〜!


ッ…


(霊夢、助けるからなッ!)


じゃあ、始めようぜ


うんっ!


恋符「ノンディレクショナルレーザー」


…スッ


…避けられたかッ…それなら…


恋符!「マスタースパーク」


…!ま、待って…避けられない…ッ!なんで…こんなところで…


そのときの魔法使いの表情には光がなかった。

最愛の人物が倒れているのだ。感情なんてないのだろう。

ただ私を倒そうとしているだけだった。

私は初めて怖いと思った。

この子、本当に私を殺してしまう…と


本当は、私は友達が欲しかっただけだった。

サードアイが開いていたときの私は…心が明るく、友達がたくさんいた。

でも、ある日、その友達の心を読んでしまった。

鬱陶しい。そう心の声が言ってた。

もう嫌だった。

人の心を読むのが怖かった。辛かった。

だからサードアイを閉ざした。


友達がいなくなった。


私は本当の友達が欲しかった。

本当に私のことを思ってくれている友達___


そして頑張ってた。

でも…メリーさんという噂が流れてから何もかもおかしくなった。

私はメリーさんとして友達を作ろうと思った。

でもメリーさんの私を見るとみんな怯える。

なんで怯えるの…?なんで…ポロポロ

逃げていく…

他の友達と友達は仲がいいのに…私だけ仲間はずれ…

だから許せなかった。目の前の人全て仲間はずれにするやつだと思って殺してきた。


でも…もう…それも終わり…


まり…さッ!


巫女だ。巫女が魔法使いを呼んでいる。


…!ッ、霊夢っ!?

霊夢っ!霊夢!ポロポロ


や、やめ…て

その子を…やらないで…


私の異変解決…は…殺すことじゃない…

ただ、もう、やらないって…わからせるだけ…

だからッ、魔理沙がしていること…は…ダメ…!

やめ…て…まり、さ…


…!れ、霊夢っ!わかった!わかったから、話さないで、話さなくていい!


紫が…ッ!


…!


そうして魔法使いは、巫女とスキマ妖怪に回復魔法をかけた。完全に完治はしていないが、走れるくらいには治っている。


あ、ありがと。魔理沙…!

紫は…眠っているわね。


あぁ…

なぁ、メリーさん、ごめんな…

すまん。やりそうになって。


あ…うん…


でも…なんで私を殺さなかったの…?


そこの巫女ちゃんが言ってても、聞かないことだってできたはず…


それは…霊夢がっ!一生懸命言ってるから…


それに…私は霊夢が…ッ

やっぱり言うのやめた。


ふーん、そうなの。


えぇ…魔理沙、言いなさいよー!


やだぜ。


…まぁいいわ。


ねぇ…メリーさん、あんたは、友達が欲しかったのね?


なんで、知ってるの…?


あんた、さっき、魔理沙がやりそうになったときに、無意識に友達が欲しかった…って言ってたから。


…!うん…


友達がッ!欲しかった…ポロポロ


じゃあ…


私が友達よ!

私が友達だぜ!

そう魔法使いと巫女さんは言ってくれた。

いや、魔理沙と霊夢は言ってくれた!






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コメント

4

ユーザー

happyENDだぁぁぁぁ! こいしよかったね… やっぱりレイマリは尊いし優しいね だからこそ大好きだよずっと レイマリ「(照れるのぜ…/わ…)」

ユーザー

ハッピーエンド!連載お疲れ様ー 感動もんよ!

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