お!まだ遊び相手がいたのね!今日は暇しなくていいわぁ〜!
ッ…
(霊夢、助けるからなッ!)
じゃあ、始めようぜ
うんっ!
恋符「ノンディレクショナルレーザー」
…スッ
…避けられたかッ…それなら…
恋符!「マスタースパーク」
…!ま、待って…避けられない…ッ!なんで…こんなところで…
そのときの魔法使いの表情には光がなかった。
最愛の人物が倒れているのだ。感情なんてないのだろう。
ただ私を倒そうとしているだけだった。
私は初めて怖いと思った。
この子、本当に私を殺してしまう…と
本当は、私は友達が欲しかっただけだった。
サードアイが開いていたときの私は…心が明るく、友達がたくさんいた。
でも、ある日、その友達の心を読んでしまった。
鬱陶しい。そう心の声が言ってた。
もう嫌だった。
人の心を読むのが怖かった。辛かった。
だからサードアイを閉ざした。
友達がいなくなった。
私は本当の友達が欲しかった。
本当に私のことを思ってくれている友達___
そして頑張ってた。
でも…メリーさんという噂が流れてから何もかもおかしくなった。
私はメリーさんとして友達を作ろうと思った。
でもメリーさんの私を見るとみんな怯える。
なんで怯えるの…?なんで…ポロポロ
逃げていく…
他の友達と友達は仲がいいのに…私だけ仲間はずれ…
だから許せなかった。目の前の人全て仲間はずれにするやつだと思って殺してきた。
でも…もう…それも終わり…
まり…さッ!
巫女だ。巫女が魔法使いを呼んでいる。
…!ッ、霊夢っ!?
霊夢っ!霊夢!ポロポロ
や、やめ…て
その子を…やらないで…
私の異変解決…は…殺すことじゃない…
ただ、もう、やらないって…わからせるだけ…
だからッ、魔理沙がしていること…は…ダメ…!
やめ…て…まり、さ…
…!れ、霊夢っ!わかった!わかったから、話さないで、話さなくていい!
紫が…ッ!
…!
そうして魔法使いは、巫女とスキマ妖怪に回復魔法をかけた。完全に完治はしていないが、走れるくらいには治っている。
あ、ありがと。魔理沙…!
紫は…眠っているわね。
あぁ…
なぁ、メリーさん、ごめんな…
すまん。やりそうになって。
あ…うん…
でも…なんで私を殺さなかったの…?
そこの巫女ちゃんが言ってても、聞かないことだってできたはず…
それは…霊夢がっ!一生懸命言ってるから…
それに…私は霊夢が…ッ
やっぱり言うのやめた。
ふーん、そうなの。
えぇ…魔理沙、言いなさいよー!
やだぜ。
…まぁいいわ。
ねぇ…メリーさん、あんたは、友達が欲しかったのね?
なんで、知ってるの…?
あんた、さっき、魔理沙がやりそうになったときに、無意識に友達が欲しかった…って言ってたから。
…!うん…
友達がッ!欲しかった…ポロポロ
じゃあ…
そう魔法使いと巫女さんは言ってくれた。
いや、魔理沙と霊夢は言ってくれた!
コメント
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happyENDだぁぁぁぁ! こいしよかったね… やっぱりレイマリは尊いし優しいね だからこそ大好きだよずっと レイマリ「(照れるのぜ…/わ…)」
ハッピーエンド!連載お疲れ様ー 感動もんよ!