「グフ、グフフ……」
休憩中、研修室で平賀が妙な笑い方をする。
「気持ち悪い笑い方してどうしたの、末期?」
穂坂の流れるような鋭利な突っ込みに、平賀が一瞬真顔になった。
しかし、気を取り直して、にやにやと笑みを浮かべている。
察するに、何があったのかと聞いてきてほしいのだと思うが、あえて聞かない。
仲間内で暗黙の協定を結んでいると、痺れを切らした平賀が立ち上がる。
「『何があったの?』って聞いてくれよ!」
「面倒くさいなぁ、最初からそう言えばいいじゃん」
「察しろよ、空気を!」
「お前が察しろ」
ぺっと吐き捨てるような穂坂の冷ややかな態度に、心の折れかかった平賀が泣きそうな顔をしている。
まあまあ、と割って入ったのは水戸だった。
「で、どうしたの?」
水戸が尋ねると、平賀が得意気に鼻を高くする。
「ふっふっふっ*****
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