テラーノベル
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※20■■年■月■日15:40分ごろ。
※場所は■県原ノ宮市所在の市民病院三階、その休憩ルーム
※塚森キミカ(13歳)が同病院に入院中の友人、浜田ジュンイチの見舞いに行った際、朱雀機関捜査員・塚森レイジも同行し聞き取りを行った。以下はその録音記録。
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(録音開始)
(ドアの開く音)
塚森キミカ(以下、キミカ):
あっ、おった……! お父さん、あの子がそうやねん……。
お~い、ハマジュン~。うち、来たで~。
浜田ジュンイチ(以下、ハマジュン):
キミカちゃん……?
本当に来てくれたんだ……。
キミカ:
うん。約束した時間どおりやろ?
……体調、今どんな感じなん?
ハマジュン:
あ、ああ……。
しばらくは大変だったけど、点滴を打ってもらったらかなり落ち着いたよ。
まだ少し熱っぽいけど……。
(数秒間沈黙)
えっと、それで……。
その人がキミカちゃんの……。
キミカ:
あ、うん。
うちのお父さん。
塚森レイジ(以下、レイジ):
どうも、キミカの父の塚森レイジです。
初めまして……じゃないんだっけ?
ハセジュン:
はい…。
あの、僕らが小五の時、童ノ宮さんの夏祭りで一度……。
キミカ:
そうそう。
あの時は確か、シロウとタカもいっしょやったんよね。
(激しくせき込む声)
キミカ:
……ハ、ハセジュン?
……どないしたん、大丈夫?
レイジ:
キミカ、何か飲み物を買ってきてあげなさい。
彼はお父さんが見ているから。
キミカ:
う、うん……。
わかった……!
(小走りに走り去る足音)
#和風ファンタジー
#伝奇
コメント
2件
もうヨモツヘグイというタイトルから何を食べたか少し予想できちゃうやつですね。 果たして帰って来れるのでしょうか……