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でも裸はさすがに恥ずかしいので、バスタオルを巻いたままやることにする。まずは男の子が描きはじめた。スケッチブックを開いて鉛筆を手に持った彼は、私の方を見ながら描き始める。
最初は緊張していたみたいだけど、しばらくしたら慣れてきたのかスムーズに描けるようになったようだ。隣の女の子はまだ幼い感じで、少し心配だったけれどちゃんと描いてくれた。
でも、まじめな子ばかりじゃなくて、なかにはいたずらっ子もいたようだ。いきなり私のバスタオルを引っ張った。
「きゃあっ」
思わず声が出てしまう。すると他の子が楽しそうに笑った。
「あははっ」
まったく、調子に乗って……。私はすぐにバスタオルを拾おうとした。けど、
「あ、お姉さん、動いちゃだめだよ。描けなくなっちゃう」
と幼い女の子が泣きそうになった。
「あっ、ご、ごめんね……」
ううっ、し、しかたない。裸のままっていうのも落ち着かないけど、我慢するしかないか。でも、バスタオルを脱がせた子は、ずっとふざけている。
「ねえ、お姉さんのおっぱいって大きいね」
といいながら、いきなり胸を触ってきた。う、私が動けないからって……
「ええっ、そ、そうかなぁ」
「うん、すっごく柔らかい」
「あ、あんまり触らないで」
「いいじゃん、減るもんじゃないし」
「えええっ」
そう言いながら、さらに強く揉んできた。
「やめてよぉ」
「ほら、動かないで」
「ううっ、で、でも、痛いし、くすぐったいよ」
「あはは、お姉さん変な顔」
ううっ。その子につられて、他にもふざける子が出てきちゃった。
「わーい、僕も僕も」(続く)