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「ここが君の部屋だね。この屋敷で一番広い客間。南向きで明るい部屋でもあるんだ。食事用の部屋は庭園に面したところにあって、さっきの屋外の椅子がある場所の近くにあるよ。」
ユリアスはそう言って俺に今夜あてがわれた客間のの扉を開ける。
「ありがとうございます、ユリアス王子殿下。後で俺からも直接国王陛下にもお礼を言う必要がありますね。」
俺はそんな風に余所行きの社交辞令的言い回しをした後にユリアスの耳元で囁く。
「ユリアス、問題が発生した。しばらく2人だけで話したい。この後時間はあるか?」
ユリアスは一瞬こわばったような表情をして、こくり、と頷く。俺が部屋に立ち入るとユリアスはおずおずと部屋に入ってくる。