雨宮くんがいなくなった休憩所で、ミルクティーの缶を見つめ途方にくれる。
(雨宮くん……まさか)
一瞬交わった視線の先、雨宮くんが一瞬切なげに眉を歪めていた気がした。それはまるで、
(ダメ、あまり自意識過剰もよくない……)
雨宮くんだって冗談くらい言う。せっかく真剣に聞いてくれたのに失礼だ。
「あー、それにしても……」
自分の恋人が自分以外の異性といたら、多少なり気にするものだよね?やっぱりそれっておかしいことではないはず。
でも、あの時の芥さんは気にするどころか、礼儀正しく雨宮くんに挨拶してたし……。
もしかして、
(私、呆れられてる……?!)
旅行楽しかったとか、幸せだったとか私は浮かれていたけど。芥さんは思うところがあったのかもしれない。
自分の体調管理もできない、家事もできないような私を彼女にしてくれたのに、旅行の夜にすることができなかったから、もう呆れ果てて、***********
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