恋

嫁が旦那のイヤモニなおしてる

たしかに翔太と蓮は仲良しだもんな

色々言われてて

お似合いとか　この2人なら素敵とか

見なきゃ良かった

オレの好きはどこに逃がしてあげるべきなのか

この想いに初めて気づいた時にすでに失恋とか

その辺の恋愛マンガよりネタすぎる

明日はみんなで撮影かよー

あの2人見ても泣かないようにしないと

ダサいよな

終わったらいっぱい泣いて

失恋の打ち上げでもしてあげよう　オレに

翌朝

結局　眠れなくて

ぼーっとしながら控室に入る

康二「おはようさん　さっくん 」

大介「おはよ　こーじ 」

康二は可愛いがられて良いなぁ

蓮も翔太も涼太もみんなみんな康二好きなんだよ

ね　もちろんオレも好き

オレも康二みたいに可愛ければ良かったの？

考えれば考えるほど

息苦しくなって

みんなの声が遠くなって

みんなの顔がぐるぐる回りだして

蓮「佐久間くん？？」

蓮が手を伸ばしてくれているようだったけど

その後のことはわらかない

大介「んっ　んん」

おでこの冷たい感触に目が覚めた

蓮「気づいた？佐久間くん良かったー」

大介「あれ？　おれ　どしたの」

蓮「倒れたんだよ　って急に起きちゃダメ」

大介「ええ　ごめん撮影押したよね　すぐ起きる」

蓮「ムリしないで　撮影は伸ばしてもらったから」

大介「ダメだろ　みんな忙しいのにおれのせいで申し訳ない　今から撮ろう」

蓮「マネージャーさんが調整してくれたから大丈夫だよ」

大介「なんか　申し訳ないな」

蓮「そんなことより　体調はどう？」

大介「寝れてなかったから　今は大丈夫だと思う」

コンコンとノックの音

翔太「さくー大丈夫かぁ？」

大介「翔太？　ん　大丈夫」

翔太「ちょっとめめ来れる？」

蓮「ちょっと行くね」

胸がズキズキしだす

逃げたい

ここからいなくなりたい

やだやだ

まだ蓮に良かったねって言ってあげれない

蓮「佐久間くん　お待たせ　送っていくね　佐久間くん？」

少し離れた階段に蹲ってる

蓮「体調悪いくせに動くなんて」

大介「大丈夫　動けるよ　蓮は翔太と帰りなよ　ごめん　ごめんね　邪魔になっちゃって」

蓮「何言ってんの？」

蓮の顔が怒ってる

蓮「心配するでしょ　好きな人のことは」

大介「え？」

聞き間違ったかな

蓮「聞き間違いなんかじゃない」

大介「れん？」

蓮「おれ　本気だから」

急なめめさくを書きたくなってしまい

ただただラブラブに書こうと思ってます

良かったらお付き合いください

読んでいただいて　ありがとうございます