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夏目萌*優しい彼~コミカライズ
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蒼乃 月
417
管野アリオ
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情欲の炎が再び灯された恵斗くんの瞳に、私は眼差しを突かれる。
「これで心置きなく……やらしくて気持ちいい事が……できるな……」
彼に押し倒され、ベッドに縫い付けられると、私の身体中に唇を落とし、指先と舌で敏感な部分を弄られる。
コンドームを装着させた恵斗くんと、再び身体をまぐわい、様々な体位で抱かれ続けた。
「あうっ……んあぁっ…………けっ……恵斗くんっ…………イッちゃ──」
「ぐっ…………りっ……理麻っ……んうっ──」
彼の荒々しい吐息と喘ぎ声が、ベッドルームに奏られる中、バックの体勢で、肉槍に膣内を貫かれた私は、彼の強いひと突きで止めを刺された。
恵斗くんもイッたのか、お互いの身体が崩れながら、うつ伏せの状態で重なり、ベッドに沈み込む。
彼の肉塊がビクビクと震え、白い熱が膣内に染み渡っていくのを感じつつ、いつしか私の意識は、シーツに溶けていき、眠りに堕ちていた。
***
喉が渇いて目覚めたのは、真夜中だった。
隣で寝ていると思っていた彼の温もりは消え、シーツの冷たい感触だけしかない。
(恵斗くん、どこに行ったの……?)
ボーッとした意識の中で、髪をワシャワシャと掻き上げると、リビングから聞こえる物音が、私の鼓膜を掠めた。
「恵斗……くん?」
ベッドから抜け出し、ブラとショーツを身に着けると、彼が用意してくれた白シャツを羽織る。
足音を立てないように、リビングに繋がるドアを辿々しく開くと、ルームライトは消えたまま。
『どうして部屋に入れてくれないの!?』
『お前が他の男と浮気したのが原因で、俺たち、別れたんだろ? お前を俺の部屋に上げる必要はない。今更何なんだ? もうここに来るな!』
玄関に通じるドアから、明かりが漏れているのに気付いた私は、すりガラスのドアの横に立ち、恵斗くんに気付かれないように、耳を澄ませると、彼が元カノと思しき女性と、小声で言い争っていた。
コメント
1件
**寺島あおいです🤍** 14話、読ませていただきました。前半の濃密な時間から一転、真夜中に彼の温もりが消えていて……しかも聞こえてきたのは元カノとの言い争い。静かなリビングの緊張がこちらまで伝わってきて、胸がぎゅっとなりました。何より、扉の陰に立つ理麻さんの微かな息遣いが脳裏に浮かびます。この静かな不穏、続きが気になりますね……!