テラーノベル
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どうして僕は今…こんなに苦しんでいるのだろうか。見たくない現実を突きつけるかのように、ビリビリという音とキリキリとなる金属音が脳に響く。
そんな状況、間違いなく普通なら死んでいるはずの電流が体に流れているというのに、2号は悲鳴ひとつあげなかった。
ただ、悲鳴ではなく重いものが落ちるような音がして何が落ちたのかが一瞬にしてわかった。
顔をあげると2号が倒れていた。感電による不随意運動ってやつだろう。体の作りだって人と同じだって言うのになぜ管理人も許可なんか…。
「3号、下手に近寄らないで。」
「どうして…こんな…」
なんて無意識にそんな軽い愚痴をこぼしてしまった。自分の腕を押さえ込もうとしている53号の手がやけに震えている。その手にも腕輪がはめられているからだ。いつ自分が同じ目にあうかわからない。
狂ってる。あいつらは、僕たちを壊すためにこんなの作ったんじゃない。純粋な恐怖の支配だ。
その時自分たちに人権など、とっくの昔に剥奪されているのだと実感した。
「3号ぉぉーうごけぇーん」
雰囲気を壊すかのように2号が喋りかける。その声を聞きつけたファーストは柄にもなく微笑む。
「2号…?大丈夫なの…?それ…」
「わかんなーい。筋肉がこーぎゅっとしてて変な感じだし自分の意思じゃ動けないのに体は痙攣するしで踏んだり蹴ったりだぁ〜。」
慌てて2号に駆けつけるが異常だと感じた。筋肉がぎゅーっとってことは、筋肉が収縮したって事だろう。普通、あんな量の電流が流れれば痛いはずなんだよ。筋肉が収縮してどれだけ痛いと…。
2号の腕に触れた時バチッと弾けるような音がした後に少しの痛みが指に走った。やっぱり全体に電気が行き渡っているのだろう。
「一様私に触れても静電気がバチバチなるだけで電流までは流れないと思うよ〜。腕輪のやつはただ放電するだけじゃないっぽいし。」
なんてわざわざ分析しなくてもいいだろ。どっか寝そベれるところでも探さないと。
「医務室行ってきたら?」
「はい。では失礼します。」
3号は2号を背中でおぶって部屋を出ていった。
[3918年3月19日5時18分/2号]
目が覚めて慌てて起き上がった。傍らには3号の姿が見えて焦りが少し消えた。3号はびっくりしていたけど3号は無事そうでよかった。
「2号…やっと起きたのか。良かった…。」
「私が起きるまでここにいたの?」
3号は小さく頷いた。なんだかんだこの子って私の事結構好きだよね〜、普段からツンツンしてる癖してこういう時は心配してるとかずるいじゃんかよ。
3号は照れ隠しとかヘッタクソだからすぐバレる。恥ずかしいと目を逸らして少し頬が赤くなる。
「3号って結構わかりやすいね。」
「2号に言われたくないよ?」
ごもっともなんだけど、それを鈍感3号に言われるとは思わなかった。わりとこの子人のことを見れているのだろうか。
「てかもう体は大丈夫なのか?」
「え?うん、大丈夫だね。」
めっちゃ気を使うけど私たちは回復が早いのも分かってるでしょうしそういうのは無用な心配だ。
それにしても、電気のやつ地味に痛かったな〜。やっぱり3号かなり気にしてるしフォローくらいは入れないとだよね。
「念の為言うけど、私痛覚あんまり感じないからあの程度苦しむまでも無い。」
「痛くないって…なんで…。」
何でと言われてもそうなっちゃったとしか言いようがないのになんでなんて…。
「鈍感分からずや理解力ゴミ野郎…」
小声でめっちゃ悪口いわれた。やっはり3号って分かりやすいよね、論点をズラしたことに怒ってるんだよね多分。
「3号私もう眠くないしちょっと付き合ってくれん?」
「あんな仕打ち受けた後によくもまぁ…。」
呆れた声が聞こえたけど私の中では充分休みをとったしそんなに呆れられるほどでもないを
「一度は観測都市を見たかったから。」
ベットから立ち上がって3号の腕を掴む。
「じゃ、まずは53号に許可取りに行くで!」
「ちょ!待って腕掴まないで!」
[3918年3月19日6時24分/3号]
この場所はなんだろうか。どうやら西洋人とやらが今日来訪したらしく、その西洋人が歌ってるっぽい。何を言ってるのかわからんが。
視界の端に見えるログに翻訳を頼む。何かを歌っているようだか、自分にはよくわかっていない。
一般的にはみな英語が分かって当然なようだった。2号はジュースを2本持ってきてひとつ自分に分けてくれた。
『I can’t accept your love〜』
その歌詞がマイクで響き何度も強調される。正直聞いてるだけじゃ何を言ってるのかさっぱり分からない。書かれても絶対わかる自信はないけど。
言語だって全くわかってない翻訳も大して役に立っていない状況でなぜだか2号は少し楽しそうだった。
「なんで言語も歌詞も分からないのに…そんなに楽しそうなんだ?」
「何となく…かな。言語がなくともすこしだけ伝わってくるんだよ。それに3号と見れた事が1番嬉いのもあるんだよ、だからさそったの。」
そっか。その時翻訳機が何か英語か歌詞を拾ったっぽい。
[I have no right to love you.]
[あなたを愛す資格はない]
そうログに出てきた。繰り返されるようにその言葉を強調する。
「愛って一体何なの?」
「え?愛?」
2号が急なことで驚いて困惑したような声を出す。少し考えていたが、2号は知っているのだろうか、その愛とやらを。
自分たちは、この実験の素体となった人は皆孤児だ。身寄りのない子供が1番立場が弱いから。
「一応愛されていたとは思うよ。でも、私も愛ってよく覚えてないんだよね。ただ…」
2号はいつもより柔らかな顔をしていた。2号にとって家族がどんなものかは、何となくわかった。
「私は十分すぎる程の愛を与えられてきたことは覚えてる。愛ってそんな家族みたいな存在というか、切っても切りたくない想いのことなんかな…?」
「自分には少し難しい。」
いつか大切なものが出来たらその存在ってのを愛す事が出来るだろうか。いや、そんな事考えても無意味だろう。
「私達で例えたらさ、死んで欲しくない人とか。でも友達としての愛なのか、家族としての愛なのか、恋人としての愛なのかは本人にしかわからない。」
「そうか。愛って難しいな。」
やっぱり2号も愛についてはよく分からないんだな。もっと感覚的なものなのかな。そうでなきゃ2号もこんなに悩んでないし、わからないならわからないの2号も言うはずだ。
周囲を見ると男女2人が仲良さげに話していたりとする。恋人とやらが多いのだろうか。
「手握るとか恋人はしてるのか…。」
「キスとかしてるじゃん。あと抱き合うとか?」
なんでこんな場所でそんなことしてるんだよ。てかキスとかして何になるんだよ絶対生きるのに必要ないだろ。キスが生命活動になんの役に立つんだよ。
「キスとか抱き合うとか生命活動になにかやくにたつのか?」
「孤独を埋めることができるとか?私もミリも分からないし、やってみないとわからない領域だね。なんならやってみる?キスとやらを。」
キスって…キスだよな…。キスって唇をこうなんかそうえいってくっつけるだけの遊びだよな…?
「どうした?!顔赤いよ?!」
「もう暫くキスなんて単語発さないでくれ…。」
3号は手すりにもたれ掛かり顔を腕で伏せる。急な様子の変化で2号はオロオロしてしまう。ただ、2号が少し堪えたように笑いだした。
「ちゃんと感情あって良かった…。恥ずかしいって思ってるじゃん…ふっふふっ…。」
めっちゃ笑ってくるじゃん。何となく顔をあげて2号の顔を見る。やっぱり口元緩んでるじゃん。
「顔上げて大丈夫〜?まだ顔ちょっと赤いよー?ふっふふ…なんか微笑ましいなぁ〜ふふふっ。」
「何時まで笑ってるんだよ!恥ずかしいしむず痒いからやめて!」
2号はごめんごめんとか言いながら笑ってる。謝る気のないごめんだろ。
[通信電波受信]
[承認]
『こちら53号。2号、3号聞こえてますね?134号一向の行方が観測都市のこの付近で消息を断っています。すみません が、捜索に当たってくれますか?』
「こちら2号承りました。」
「こちら3号承りました。」
[通信終了]
[3918年3月19日2時12分/134号]
数時間前
「あ”ー、観測都市に来てまでなんで調査なんかしないといけないのぉー。もうやだァ〜」
134号は路地裏のビルの壁にもたれ掛かりながら頭の後ろで腕を組み擬似的に作り出しされた空を眺めてつまらなさそうに見つめていた。
「わかる〜、てかなんで私みたいな回復担当がこんな所に回されるのぉ〜、帰って寝たいよ〜。」
「2人とも文句言わない。」
133号はやっぱ僕と同じ面倒くさがりだ。それに、相変わらず130号は真面目というかお堅い。
この場には130号と134号と133号がいた。130号は攻撃をメインとしたRCUなのと僕と同じ男だね。
んで、この明らか女の子って感じの子は133号。回復がメインのNRUだっけか。でも、僕より一個うえなんだよねぇ、この2人。
しかも、2人は幼馴染なんだってさ。だから、2人が仲良くしてると、僕だけおいてけぼりでムカつく。
「今回の調査は、とある公演会場だったっけか。」
「そうだな。今回の捜索は、エーテルとこの麻薬の密輸先を探すんだよ。」
そういい130号が手に持っていた薬を見せた。薬の名前までは教えてくれなかったけど、一体なんて名前の薬なのかな〜。
「ていうか〜、この仕事治安部の仕事じゃーん、なんで私たちがこんなことぉー。」
「はいはい、文句言っても仕方ない。」
133号は相変わらずだが、言ってることはすごく分かるというかただの正論だな。でも、ほんと僕と133号をあやす130号が可哀想でならないよ。
公演会場は普段から一般公開しているから誰でも公演を見れるのが売りなんだっけ。
「公演会場は色んな層のアーティストが来るんだっけ〜?そこ来ればわりと有名になれるんなよね〜。でも、たまに有名人も歌いに来るんだってさ。」
確か今夜西洋人来訪者が歌いに来るんだっけ。珍しいこともあるなぁー、わざわざ地球からここに来るなんて、こんな東洋人しかいない観測都市に…。
とりあえず公演会場まで向かうしかない。そう思いさっさと仕事を終わらせたいと少しペースの早い足取りて公演会場へ向かった。
「すっっっごぉぉぉぉぉぉい!!!!」
大きな公演会場にテンションが上がったのか133号の目が輝いていた。けど、やっぱり130号は呆れ顔をしてるよ。また133号をあやすの大変だなー。
「はいはい、目立つ行動はやめなさい。」
そうだね。僕たちいつもと同じ服だし十分目立ってると思うけど。それに、130号と僕は武器持ってるからね?何とか布くるめて隠してるけどさ。
130号は133号を引きづりながら舞台袖へと向かう。ここは僕は1人行動の方がむてし1人で行動しよう。
「130号、僕は反対の舞台袖向かうから、133号のことは頼んだよ〜!」
130号は頷くだけで返事はしてくれなかった。相変わらず冷たいなぁ〜。とりあえず今は任務に集中しなければ。そういえば、この建物の設計図を見た時に謎の地下空間を見つけたんだよね。
密輸組織が隠れてる可能性もある。僕も戦えないことは無いし、まずその組織の存在がここにいるか確かめないとだね。
「…?こんな廊下になんでこんな棚があるんだ?」
軽く棚を押すと手応えを感じ強く押すと棚が扉のようにくるりと回る。わりと隠し方古典的なんだ。
あ、いちようここ閉じとかないと。一般人が入られても困る。ていうか、中は意外と暗いなあ〜。
ポケットに入れてあった懐中電灯で辺りを照らすが、古びた倉庫のようにも感じる。
そういえば、僕ら核体兵器は人間を守るために存在してるからもし襲われても殺すことはできないな。
この任務を僕らに頼むこと自体がまずいことだろう。早くここから情報を探し出して戻らないとまずいよね。
けどほんとごちゃごちゃしてる。暗いしごちゃついてるしなんだからクラクラしてきたよ。
その時僕はうっかり懐中電灯を落としてしまった。それと同時に頭に強い衝撃が来たかと思えば一気に気持ち悪い感覚になり地面に倒されていた。
恐らく密輸組織の奴らだろう。なんだか声が遠い…意識が曖昧な中こんな敵地のど真ん中で意識が無くなってしまった。
[3918年3月19日6時12分/134号]
目が覚めると薄暗い空間で隅に追いやられて鎖で縛り付けられていた。こんな乱暴な奴らに掴まんなんて最悪っ。何されるかわからない。
意識がないフリして相手の会話を聞いていよう。意識がなくなる前に見たアイツらの姿はガスマスクを付けた貧乏臭い格好をした奴らだった。
汚いおっさんばっかで嫌になるよ。生憎、おっさんだけは無理なんだよ、いや嫌いなんだよ。
「このガキ一体何もんだァ?」
「は?おめぇ知らねぇの?こいつぁ最近造られたあの戦争兵器だろぉ〜?あいつこの武器持ってたろ?この武器のナンバーがあいつの正体だよ。」
よくもまぁクズがそんなことまで分かったなぁ。クズのくせして生意気。その汚い手で触れられたらクズが感染りそうで嫌だなぁー。
「よく見ろ、こいつはガキだ。しかも容姿も整っているし、核体兵器は死なないから加虐性愛者とかそういうのに売れるだろ?」
はぁ?そんなきしょい奴らに売るの?冗談じゃないよ。なんなんだよこいつら端から端までムカつくやつら初めて見たよ。
「うーん、ここか。ここらへんにナンバーがあるはずだ。」
そういってアイツらが僕の服脱がそうとするから反射的に肩がビクリとした。
「こいつ起きてやがるぞ?」
最悪…。そんなキモイやつらに触れられるとか嫌だからそろそろ起きた方がいい。汚い手で服触れたらこの服が汚れちゃうじゃん。
「最悪…。」
思わず本音が漏れた。そもそも服の構造上シャツ脱いでもVネックきてるから何も問題はないんだけどさ。
両腕だけ縛られて今すごく腕が痛いからナンバーよりそれを気にして欲しいね。
「お前やっぱアイツらと同じだな〜」
「アイツら…?」
「なんだっけか130と133のやつら。」
そこで僕の思考が停止した。ただ呆然とガスマスクの男を眺めることしか出来なかった。
「アイツらはさっきよ〜?捕まえたんだが、お前を殺したっつったら泣いて怒ったんだぜぇ〜?」
「はぁ…?」
馬鹿だ馬鹿だ馬鹿だ。多分僕の行方を探すために2人が探したんだと思うけど、でもそれはないじゃん。だって、なんで僕なんかの行方を…。
「あの子たちも…売るの…?」
「あたりめぇだろ〜?あいつらも美形だ、お嬢ちゃんはせいぜい性奴隷かなんかだろうなぁ〜?」
なんだよそれ…。確かに僕と130号みたいに攻撃力があるわけではないから、それは正しいのだろう。ここには僕が知らない仕掛けが沢山ある。
「ここに妨害電波がある訳じゃないよ?だから僕は本部に救援を送ることだってできるんだよ?そうしたら君たちは終わりだね。」
そうだよね?君たち東洋人はコアを壊すくらい強い武器を持ち合わせていないんだからさ?
[救難信号送信]
「そんなことしたらどうなるかわかってんのか!」
救難信号送ったの君たち気づいてないの?ここにはまだ2人いたじゃん。2人とも頼りないけど一応先輩なんだし、気がついてくれと願うしかない。
「このクソガキがっ!!」
頭を殴られたのかあまりの衝撃のせいで意識が朦朧がふわりと無くなる感覚がした。
[3918年3月19日6時30分/2号]
搜索っつっても救難信号は出てるのは舞台袖の方だね。ここは一般立ち入り禁止だけどそんなことを気にする猶予はないだろうし。
「とりあえず舞台袖の方行くよ。」
3号の手を引いて走って舞台袖へ向かう。良かった、任務服だから動きやすいし、ただ武器なんて持ってないから素手でやるしかないんだけどさ。
[53号へ通信電波送信]
『はいなんでしようか?』
「殺人の許可をください。」
3号は驚いた顔をしていたが今はそうとも言ってられない。
『何故ですか?』
「そうでなければ対等に戦えませんよ。殺せないとなればこちらが不利になります。できれば手心を加えますが、素手だとこちらが不利です。」
ここで銃を使えば無駄に目立つ、でも素手だと分が悪い。
『許可しましょう。』
[通信終了]
「これで私達も心置き無く任務に取り掛れる。」
3号は普段の怪訝そうな顔をしていた。いつもよりも怪訝そうな顔は顔に出ていた。いつも3号は怪訝そうな顔を浮かべてるが、こんなにも嫌そうな顔は初めて見た。
「どうしたの?」
「汚れ仕事をわざわざ2号がする必要は?」
理解をするのが遅れた。3号は気を使われてるのではって少し不安に感じてるのかもしれない。
3号には悪いけど今ははっちゃけでもいられないし、今は任務のために動く道具なんだ。
「私は失敗作だから捨て身でもなんでもしても組織に不利益は何もない。でも、あなたは違う。」
「そんなんじゃない。それに僕が言いたいのは…」
3号は素直じゃないから、やっぱり答えられないんだと思う。何を言いたいかは分からないけど。
こんな廊下で立ち往生してる場合じゃない。それに3号もなにか様子が変だし、体調が悪いのかもしれない。ならなおのこと無理はさせられない。
「分担させずに2人でもいいと思う。それに武器無しで1人で戦闘なんていくらなんでも無謀。……組織にとってどうでも良くても僕はそうじゃないから。」
3号の言う通りはクソほど1人はかなり無謀。ただ、少しの危険を犯しても別に気にする事はない。
私が気にしなくても3号が気にするなら十分任務に支障がでるかもしれない。
「わかった。でも、いざとなれば私を見棄てて」
少しムスッとした顔をしていた。そんな顔されても困るなぁ〜…私怒らせちゃったっぽいし。
2号と3号は廊下を歩き手を壁につけて134号の信号を元に扉のある場所を探る。
信号は舞台袖とは思えないほど大きな扉にあった。ここは一体なんだろう。裏舞台なのか?
2号はゆっくりと扉を開けると中はシャンデリアで照らされていた。劇場のような舞台で席がずらりと並んでいた。
「3号、とりあえず救難信号はこの辺りだから少し調査してみよう。」
3号は黙って頷いた。席を見渡せる舞台へ向かうが舞台の上には134号、133号、130号ががんじがらめで縛り付けられているのが見えた。
慌てて舞台へ登るがどうやら3人の意識は無いみたいだった。
「3号、とりあえずこれ程かないとなんだけどこれ鎖だから切ることもできない…!」
「敵がどこにいるかもわからない。なにかの罠かもしれないから触れるな!」
触れる直前で3号は2号の手を止めた。すると3号が引っ張ってきたかと思えば銃弾が頬を掠めた。
銃弾の来た方向を見ると1人の白いスーツの男が席の方からピストルを構えていた。
『その影を見ました。』
『彼の目には何もかもが歪んで見えていました。』
『死体の山でできた自分の地位、それを踏みにじる行為にいつか必ずなるのでしょう。』
『誰しも、自分が思ってる以上に自分の地位を獲得するための犠牲を踏みにじっている。』
『どんな人でも───』
コメント
1件
10話読了〜!!✨ 2号と3号の距離感じわじわ来すぎでしょ…!「キス」で照れる3号とかマジ尊い😭💕 でもその後の任務、殺人許可を求める2号の覚悟に胸ギュッとなったよ。134号たちも無事でいてほしい…。愛について語るシーン、難しくて切なくてすごく刺さりました。続きが気になって仕方ない!!🔥
comi
1,499
ばたっちゅ
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